道路が陥没

疋田一直です。
私は福岡県嘉麻市の山中にて、武道や整体を通じ、人間と自然を探求しています。みなさん、いつも読んでいただき、ありがとうございます。

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低平な山の谷あいに我が家はある。

上山田地域と熊ヶ畑地域のちょうど境界の辺りだ。

田舎の村々の境界だから、それこそ何もない。

10軒くらいしか家がない。

200ｍもない山の斜面に家々がある。

我が家の敷地は結構広い。

道場を建てた場所は、もともと池だったそうだ。

近くを探ると、何カ所か水が湧き出ている場所がある。

ただ、沢と呼べるほど、水が湧いて流れているわけではない。

ヌタ場のような感じで水が湧いている。

雨が降ると、谷あいに水が集まり流れていく。

ここは水が集まる場所なのだ。

そういうわけで、大雨が続くと何かしら不具合が起きる。

集落に繋がる道路が麓から一本ある。

その途中で、昨日、道路が陥没した。

誰も怪我しなかったのが幸いだ。

排水溝はあるのだが、大雨が続くと機能しなくなる。

水が溢れ、その周囲は水浸しとなる。

付近の家は床下浸水が起きている。

今回も水は溢れていた。

穴を市の職員さんが計測していたが、1ｍ20ｃｍほど奥まで空洞だった。

排水溝か排水管がどこかで壊れているのだろう。

周りの土をどこかへごっそり流していったのだ。

すぐに市の土木課が対処してくださったのだが、復旧にどれくらい時間がかかるのだろう。

結局、排水が上手くいかなければ、また同じことが起こる。

さて、どうなることやら。

家から車で町に出かけるには、山の上の方を通っていけば出られる。

ただ、山道なので、クネクネしている上、道はボコボコだ。

昨日の道場稽古と本日の整体院は休業とした。

その連絡で昨日はてんやわんやだった。

稽古終わりは夜10時を過ぎる。

真っ暗闇の中、クネクネした山道のボコボコを通って、帰らせるわけにはいかないだろう。

鹿や猪も飛び出てくる。

ちなみに山の上の方も大雨が降ると、土砂崩れが起き、通行止めとなる。

道は一応舗装されてはいるが、道路は悲惨なぐらい壊れている。

そう言えば、五年前には道場前の道路が陥没した。