疋田一直です。

私は福岡県嘉麻市の山中で生活しながら、武道と整体を通じて、みなさんがより良い人生が送れるよう、お手伝いをしております。

日々の気付きをブログに綴っております。みなさん、いつも読んでいただき、ありがとうございます。

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ちょうど五月末日のこと。

私は、約一か月半ぶりに上半身を動かしました。

 

逆立ち歩きやブリッジ歩きをしてみましたが、痛みはありません。



順調に回復しているようです。


ただ、痛みが走る動きや、筋力が落ちてしまってできなくなっている動きがありました。


また、体重が増えてしまったので、身体がとても重たかったです。


この辺は今から改善していきたいと思います。


私は一ヶ月半前肩をひどく痛めてしまい、ずっと自分で治療してきたのでした。

 

 

自分の見立てによれば、脱臼や骨折はなく、靱帯を大きく損傷してしまったようでした。

まだ、朝起きたときや動かしたときに違和感や痛みがあります。

この一か月半、右手を使うことを相当に制限してきました。

治すためには、ちぎれてしまった靱帯をきれいに治すことが最優先事項となります。

その為には痛い動きをしないことが鉄則です。

もういいだろうと早く動かしてしまうと傷口がまだ塞がっていないのでまた傷口が開くことになってしまいます。

おそらく靱帯は治っているでしょう。

あとは拘縮による痛みが出ているだけだと思います。

拘縮とは傷が塞がった後、関節が固まってしまうことです。

皮膚でも深く切れてしまった場合、縫っても縫わずとも、塞がると盛り上がった跡が残りますよね。

そういったものを瘢痕と言います。

固まってしまうと動きが悪くなるし、そこが周囲を引っ張ってしまうので緊張を生みます。

今からはその拘縮をほどいていく作業をしていかねばなりません。

こういった自分の不調というものは、とても勉強になります。

自分の身体を使って、実験することができるからです。

自分自身の経験ほど、確かなものはありません。

では、実際にどうやって治していったのかを書いていこうと思います。

とにかく緊張を解くこと。

これが第一です。

痛みがあれば、緊張が生まれます。

そして、その緊張はさらなる緊張を生んでいくものです。

周りに緊張している人がいたら、こちらまで身体が固くなるでしょう。

緊張は伝わるものです。

緊張は固さです。

固ければ、血流は悪くなります。

固い地盤に水は浸透しませんよね。

身体が冷えているのも同じです。

そんな状態だと、一向に治りはしません。

緊張が余計な痛みを引き起こすということも大いにあります。

柔らかいから、血は染み渡っていきます。

血が栄養を運び、また老廃物を流していきます。

そのサイクルが身体を治していくのです。

そのために、完全に緊張を解いていく作業が必要となってきます。

緊張が解ければ、その痛めた靱帯だけが問題となります。

いつでもその状態にしておくことが肝要なのです。

ただ、この力を抜くという作業はとても難しいものです。

かなりの訓練が必要となります。

一朝一夕に身に付くものではありません。

そして、完全に力が抜けたなら、次の段階があります。

身体は様々な要因によって、実は大いなる捻じれをいつでも引き起こしています。

どんな健康な人でもそうなのです。

その捻じれを解いて、骨や筋肉が身体の中を自由に漂う状態にしなければなりません。

解放です。

完全に力が抜ければ、指や手首、肘や腕、肩、自分の意識を離れ、それぞれが行きたい方向を主張しだします。

身体がそれを教えてくれます。

あとはその行きたい方向に従って動いていくだけです。

そうすると、身体の捻じれがどんどん取れていきます。

これを身体のありとあらゆる部分でやっていきます。

そうすると、身体はいろんなものから解放され、自由自在な状態となります。

この状態こそ、真のニュートラルです。

 

 

さらにやれることは、温めることや圧迫を加えることで、より循環を促進することです。

これはお風呂で行います。

お風呂に肩まで浸かれば、水圧がかかるし、温まりもしますから、一石二鳥です。

これは大いに汗をかかせる作業です。

汗をかくとは、身体のあらゆるところの細胞から老廃物とともに水分が出て行くということ。

強制的に循環させるわけです。

もちろん、お風呂上りには、水分を補給しなければなりません。

私がやったことは基本的にはこの二つです。

あとは動かせるところは動かしておくことです。

上半身は動かせずとも、下半身は動くわけですから、歩くことはできるでしょう。

動くことで筋肉のポンプも働きますから、循環は良くなります。

運動することや汗をかくことはとても大切です。

また、肩は動かさないと書きましたが、どこまで動かせるのか、どうすると痛みが出るのかは定期的に把握しておく必要があります。

そうすることで、自分自身の状態を確かめておかねばなりません。

こういう自分自身で自分を解放させていくという学びの場を作れたらとも考え中です。


そしたら、自分で自分を治せますからね。
 
 

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