今年最初のBHS療法研究会

疋田一直です。

私は福岡県嘉麻市の山中で生活しながら、武道と整体を通じて、みなさんがより良い人生が送れるよう、お手伝いをしております。

日々の気付きをブログに綴っております。みなさん、いつも読んでいただき、ありがとうございます。

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昨日、今年最初のBHS療法研究会を開催しました。

昨年は、上肢編と下肢編を学んでいきました。

研究会で教材として使っているDVDは、１０年以上前に販売された「治して繁盛」というシリーズです。

このDVDは、当時相当な数が売れたそうで、シリーズ化されました。

上肢編・下肢編・体幹編・頭頚部編・アスリート編・ライブ編・鍼灸編・コミュニケーション編前編・コミュニケーション編後編・不定愁訴編。

全１０巻。

さらに、治して繁盛シリーズを受けて、肘井先生を徹底解剖するDVDも同調編、主導権編、催眠療法編、結果を作る編、中庸編、御蔭様編の全６巻があります。

研究会では一年間でたった２巻しか終わらなかったので、全部終えるには１０年くらいかかるかもしれません。

ただやると決めたことですので、終わるまでやろうと思っています。

このBHS療法研究会をなぜ私がやっているのかというと、肘井先生がお伝えしていることをみなさんに知ってもらいたいというのが一番の目的です。

いや、違うかな。

みなさんに、肘井先生に会ってもらいたいが一番です。

肘井先生を知ってもらうために、この機会や場を提供しています。

私自身、肘井先生にお会いして大きく人生が変わりました。

先生から学んだ人間で、私ほど変化した人間はいないのではないでしょうか。

人生が変わるほどの何かが先生にはあります。

そんな素晴らしいものがそこにはあるんです。

みなさんには、ぜひ肘井先生に触れていただきたいのです。

二番目は、学ぶ人に稽古の場を提供するということです。

継続して練習しなければ、上達は望めませんからね。

学びをより深めてもらう機会です。

技術を、心を、人を磨いていく場だと思っています。

月に一回、福岡でのこの日が、みなさんの一助になれば、これほど幸せなことはありません。

さて。

今までに研究会で使った教材は上肢編と下肢編のたった２巻ですが、それだけでも先生の伝える治療法を掘り下げていくと、根底にある先生の身体や心に対する捉え方が見えてきます。

たった２巻見るだけでも、そこに共通するものがあることがわかってきます。

そのDVDが発売されてから、１０数年。

当然、当時の肘井先生と今の肘井先生は全く違います。

感覚はさらに磨かれ、圧倒的なところへと到達されています。

肘井先生の成長というか、先生の至っているところ。

今は年に一、二度お会いする感じですが、それは直に肘井先生にお会いするたびに感じます。

特に治療院にお邪魔した時にはそれを強く感じます。

先生の感じも違いますし、治療院の中の感じも違うのです。

私自身の成長もあるから、感じるものが違ってきたというところもあるでしょう。

稽古すればするほど、先生の到達しているところが、私からは全く見えないとなっていきました。

１０年後、２０年後、本気で人生を歩んでいればいつか見えるのかなとも思っています。

そんなことも楽しみにしています。

さて。

１０数年前のDVDは、今の肘井先生からすると、ちょっと間違っていたかなというようなものもあるでしょう。

私が見ても、ん？これは本当にそうなのか？と思わせるところもたくさんあります。

まぁ、私の理解が及ばないだけなのかもしれませんが。

ただ、今の肘井先生は１０年前の肘井先生があっての今です。

その過去があっての現在。

まずは１０年前の肘井先生に。

肘井先生を超えるためには、まずそこに追い付かないといけないといけません。

その過程を通らねば、そこには至らないものです。

すでに私が越えているところもところもあるでしょう。

ただ、越えていないところもたくさんあります。

私が死ぬまで稽古しても、１０数年前の先生を超えられないというような要素もあるでしょう。

どちらにせよ、先生は今も走っています。

一向に差は縮まりません。