地震から1ヶ月 | おしゃれな日々を☆ 着物で美魔女になる方法

おしゃれな日々を☆ 着物で美魔女になる方法

石川で着付け教室をしています。
着物を通して感じること
学ぶこと、ひらめくこと
綴っています。
お役に立てば幸いです。

同じ石川県に住んでいても

地域によっては

温度差が激しく違うので

ほぼ被害のない私如きが

軽々しく語れないのですが


一つだけはっきり言えるのは

災害に対しての意識が変わった!

そして、できることをひとつづつ。



リビングの端に旦那の分とふたつ

置いてある、災害対策リュック。

準備して置いてあるだけで

緊張と安心がある。



教室で会う生徒さん達との会話にも

個々の温度差や感じ方の違いは

とても興味深い。


その中で

能登に誰も住んでいない実家を

所有している方がいらして

震災後3週間経ってから

やっとお家を見に行く事が出来

いつもなら2時間ちょっとの片道が

通行止めや迂回、迂回で

3時間半かかってたどり着いたそうな。


お家の様子を見て、地域の状況を見て

金沢に帰るのですが

途中で御手洗に行きたくなったとしても

どこにもそんな場所がなく

避難所で借りる訳にも行かず

大変でしたネガティブ

と、苦笑いしながら

話して下さいました。


個人的に気になる場所があちこち

あるけど、お腹の弱い私は

ちゃべちゃべ

(金沢弁で、でしゃばるの意)

行かない事が、1番いい。

ちゃべちゃべ出掛けて

復興の為に動いている人達の

交通の妨げになる様な事を

しないのが1番いい。


先週、大雪の時に訳あって

石川県小松市に宿泊しました

(能登から150キロ程離れてます。)

が、駅前ではほぼ宿が取れず

やっと取れた宿でわかったのは

小松市のホテルは

(全部ではないですアセアセ)

能登から自主避難している方達の

借り住まいとなっていたり

災害復興の為に石川県に来ている

方達の宿になっていたりして

部屋がうまっているとの事でした。

そんな中でしたが駅前で泊まれて

有難かったです。


個人的な事で驚いたのは

地震が起きてから1週間以内の

出来事でしたが

私が住む地域の

ショッピングモールの駐車場で

停めた場所の隣の車の窓ガラスが

割れていると言う事がしばしば…あんぐり


窓ガラスが割れている車を

見る度に、この車に乗っている

人が怪我しない事や、

この方を取り巻く状況が無事になる様

祈りました。

そんな事しか出来んかったな…。



これまでの自分は本当に

対岸の火事だと、ただ眺めていた

だけでした。

申し訳ないくらい他人事でした。

募金とか支援とか僅だけど

させてもらいました。

でも、やっぱりどこか他人事

だったと思う。

けれど、今回の地震で

災害も安全も身近なものなんだ。

それは対岸の火事なんかではなく

現実で

維持・破壊・創造が

(安全・災害・対策)

動いている様をこの目でまじまじと

見ているんだなと

ようやく気付いた気がします。


今私に出来る事は

まず健康でいること。

元気でいること。

そして元気に働いて、お金を稼いで

稼いだお金を復興の為に使う事。

納税も復興に繋がることでしょう。


大きなことは出来ないけれど

ひとつひとつだけど

今の自分が出来ることを

やっていきたいと思います。