私が、教室で使っている寸法表を
下記に添付します。
自分のサイズを測って計算します。
実は寸法表を出すのに
色々葛藤があります
その理由に
素人が口を出し過ぎると
プロに嫌がられるという事。
着物を誂える時は
その呉服屋さんに寸法を
測ってもらう方が良いと思います。
そして、どんな寸法で仕立ててるのか
寸法表を教えてもらうと
良いと思います。
仕立ては和裁士さんのお仕事。
見立ては呉服屋の女将さんの
お仕事です。
何をどうしたら
自分の寸法に合った着物に
なるかは、仕立てを知らない
素人には見当が付かない事です。
なので、ご自身の要望をお伝えしたら
『お任せする』
ということが大切だと思います。
もう一つ
これが一番大きな理由ですが
寸法の出し方には
人や地域で異なるので
これが正しいというのが
無いという事です。
けれど、自分の寸法を知る
という事は、着付けを習おうと
思ったら、まず一番最初に
知った方が良い事だと私は
自分の着付け生活でつくづく感じた
事です。
教室でよくあるのが
この着物は着難いけど
この着物は着易い
なんで?
ってやつ。
寸法があってないので
測り方を教え
測ってもらい
自分の寸法を知ってもらいます。
自分の寸法を知っていると
古着屋さんでの失敗も
少なくなると思いますよ。
何度も言いますが
この寸法表は
標準(的)寸法の出し方です。
あくまでも目安に。
着物生活での参考になれば
幸いです。
下の表の寸法が既に記入されているものは
標準寸法として、大体のお店や和裁学校で
固定されている寸法です。
この、固定寸法も地域によって
違いがあります。
身丈だけは、私が説明の為に
参考例として寸法を打ち込んでしまって
るので、そこはちとスルーで…
あと、上側の表の
袖口、袖付、身八つ口に( )の中の
数字は、身長が153~155cm以下の
低身長の方向けの寸法です。