何とかひとりで縫い上げた単衣 | おしゃれな日々を☆ 着物で美魔女になる方法

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石川で着付け教室をしています。
着物を通して感じること
学ぶこと、ひらめくこと
綴っています。
お役に立てば幸いです。

大雪の影響で急遽

数日間のお篭もり生活となりましたが

そのおかげで

どうにか最後まで

縫い上げる事が出来た単衣。


俄和裁なので、ひとりでは

全行程を覚えることがなかなか

出来ず、和裁士さんの指導のもと

これまでは仕上げてきましたが

なぐり書きして懸命に書いたメモを

見ながら、どうにか完成ദ്ദി ˉ͈̀꒳ˉ͈́ )✧





実は柄の可愛らしさで即買いしてしまい

110cmあると思い込んで裁断するも

裁った後で袖幅が足りない事に

気付き、和裁士さんに相談してみるも

なんだか明確な回答が聞けず…

算段するのが

嫌になってしまい

半年も放置してしまった…

ごめんね( ´•̥ω•̥`)


小柄な人なら巾100cmでも

きっと大丈夫だと思いますが

無難に作りたいなら

110cm、必ずあった方が

裄の心配がないかと思う。


なかなか運針が進まなくても

着々と形になっていくと

出来上がりが楽しみになって

荒削りではありますが

我流で継ぎをしてみました。




上差し写真上部は袖口側
下部は身頃側



着物は基本

肩山は輪になっているので

そこには継ぎは入れずに

できるだけ目立たない場所に。


普段着物なので

これくらいの継ぎは許容範囲という事で

ニコニコおいで


実はこれまでの仕立て寸法は

正座をする事を考えて

少し大きめに作っていました。

大きめに作るからなのか

どうしても脇に余りが

溜まり、太って見えるのが

なかなかの悩みでした。





今回、このタブみがほぼ無い

(•ө•)♡


いやぁ…自分が納得する寸法を

見出すってのは

なかなか大変だったけど

色々勉強出来た。

きっとこの先もまだまだ考えて

何度も作るんだろうなと思う。


寸法の出し方は地域や和裁学校

呉服屋さん、着付け師さんによっても

色々違いがあります。


標準寸法の出し方は知っていても

その寸法がどれくらい自分にフィット

しているか

あれこれとマイナーチェンジさせながら

気に入る寸法を研究します。