イタリア旅行≪ナポリ&カプリ島①~青の洞窟~≫2010年4月30日~5月4日 | Youさんのベルギー日記

Youさんのベルギー日記

2008年12月〜2012年9月、4年弱のベルギーでの駐在生活を綴っています。
家族の日常や旅行のことなどなど…

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前回の記事に書き忘れてしまいましたが、ローマ二日目の夜、
≪災難その2≫ の冷水シャワー事件に見舞われ、大変な思いをしたのでした。
 
ホテルの従業員を呼んで原因を調べてもらうにも私は裸&全身泡だらけ・・・。
 
意を決して、冷水シャワーを浴びて髪と体を洗い流しましたが失神しそうでした。
 
結局は使用できるお湯が限られているとのことでした。
各部屋に小さなタンクがあって、その中のお湯が無くなったら、おしまい。
 
タンクにお湯が溜まるまで30分待つように言われたけど、2時間待っても溜まらないので
パパとSYUはシャワーも浴びれないまま、翌朝浴びることになってしまいました。

日本では考えられないですよね~
 

さて、5/2(日)3日目。
 
ローマを後にして、カプリ島行きの船に乗るため ナポリ港へと向かいました。

あの有名な カプリ島の 「青の洞窟」 を見に行くためです。
 
「青の洞窟」は天候に大きく左右され、雨や曇りの日は青く見えないそうです。
また、洞窟の入り口が非常に狭いため、満潮時や波が少し高い場合も危険な為
洞窟内には入れないとのこと。
 
この日は決して天気は悪くはなかったものの、晴天とは言えず 薄曇りで微妙だったため
この日にかけようか、翌日にかけようかパパとかなり悩みました。
 
で、結論は万が一 翌日が雨だったりしたら絶望的なので、取りあえず今日カプリ島まで行ってみよう!
ということになったのです。
 
今日行って見てダメだったら、明日もう一回行ってみよう。
その場合はカプリ島までの往復代と時間を2回分費やしちゃうけど、何が何でも 「青の洞窟」 を見たいから!

それにしてもナポリの道路がひどかった・・・。
あっちこっち陥没している でこぼこの悪路。
 
ドライブ中、ナポリ港まであとわずかというところで、いきなり ガタン!と大きな衝撃を受けた私たち。
 
その直後からハンドルを取られる感覚を覚えたパパ・・・路肩に寄せてタイヤを確認してみると
見事にパンクしていました 
 

イメージ 1
 
 
≪災難その3≫に見舞われた我が家。
 
しばし、呆然・・・。
 
ちょうど一年前、イギリスでも全く同じような状況でタイヤをパンクさせたことがありました・・・。
あの時は前後2本のタイヤをやってしまい、よりによって日曜日で修理店などはどこもお休みで、
それこそ途方に暮れました。
結局、周りの人たちに聞き周り、なんとか営業している修理店を見つけることが出来て
無事タイヤ交換できたのだけど。

この日も同じ、よりによって日曜日。しかもナポリの田舎町、英語が全然通じません・・・。
 
私は近所を歩き回り、ジェスチャーで修理店がないか聞き回ってみたものの収穫ゼロ。
 
その間、私の心配をよそに パパは自分でジャッキアップしてスペアタイヤに交換し始めてました。
 
イメージ 2
 
KIDSたちもこの状況をむしろ
楽しんで手伝っていました(笑)
 
男(の子)って頼もしいですね~
 
スペアタイヤに無事交換し、
何とか窮地をしのぐことが出来ました。
 
 
翌日には良心的な修理店を見つけ、安いお値段でタイヤ交換も済ませることも出来て、
このトラブルもなんとか乗り越えることが出来ました。
 
※スペアタイヤのままレンタカー会社に返却することも可能だけど、
修理代としてかなり高額を取られるのではないか?というパパの予想と、
スペアタイヤではスピードを出せず移動に不便なので、新品のノーマルタイヤに交換しました。
 
と、旅行からズレてしまいましたが、話は戻ってナポリ港。
 
車を駐車場に停め、ナポリ港からカプリ島行きの船に乗りました。
 
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カプリ島までの乗船時間は
おおよそ40分。
 
 
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カプリ島の港
マリーナ・グランデに到着。
 
更にここから小さなモーターボートに乗り、
15分ほどで「青の洞窟」の
入り口に到着します。
 
太陽が出てきてラッキー!!
 
 
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洞窟の入り口です。
 
ここで更に小さな手漕ぎボートに乗り替えて 乗船賃を支払い、順番に洞窟に入って行きます。
 
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洞窟の入り口は本当に小さくてびっくりです!
 
ボートに寝そべって
洞窟に入ります。
 
こりゃ、少しでも波があったら
入れないわな~と納得です。
 
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私たちも手漕ぎボートに乗り換えました☆
 
陽もさんさんと照ってきて、期待大です!

 
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 さぁ、行きますよ~~~

 
 
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洞窟に入る瞬間です!!
 
撮影をしたパパ、自分の顔を
アップで写してしまいましたが、臨場感たっぷり!!
   
この写真を記事に使ってるのをパパに知られたら、怒られそうですが(笑)
 
 
イメージ 13
 
 洞窟の中~!キラキラ
 
 
本当に青い~!キラキラ
 
 
超~感動~!!!キラキラキラキラキラキラ

  
洞窟内は真っ暗ですが、海底から青いライトを当てているのかと思うほどに
まぶしく輝く、神秘的な青い海がそこにありました。
 
感動のあまり、声を上げてしまったほどです!!
 
一方、SYOはか細い声でひとこと、 「こわい・・・」 と(笑)
 
SYUも海が青いのは当たり前のことと思っているみたいで、何が珍しいのか良く理解してない様子でしたあせる
 
船頭さんは 「あなたたちだけに 特別に もう一周してあげるからチップ弾んでね~」 
と言い、カンツォーネを披露してくれながら 洞窟内をもう一周。
 
「特別に」 ってまたまた~ 
 
でも、私はチップなんていくらでもあげるから、もっともっと見たい!と思うほど感激の青さでしたキラキラ
 

イメージ 3
 

本当に美しくて神秘的。
 
 
イメージ 4
 
洞窟から出てきました。
 
ほんの数分であっという間でしたが、本当に最高でした!
 
もう大満足~
 
パパも想像していた以上の あの青さには驚いたようです。
 
後に友人に聞いたことなのですが、
「青の洞窟」 に入れる確率というのは極めて低いらしいのです。
 
当日の朝は薄曇りの天気で確率が低かっただけに、私たちは本当にラッキーだったのかも知れません。
 
しかも怪しい天気のおかげか、通常は手漕ぎボート待ちで1~2時間も海上で待つこともあるというのに、
全く待つこともなく、すんなりと乗船できた私たち。
 
振り返ってみて、色々なトラブルに見舞われた旅行でしたが それらを帳消しにしてしまうくらい
やはりラッキーで素晴らしい体験だったのだと思えてきます。
 
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港(マリーナ・グランデ)に戻ります。
 
お仕事を終えた船頭さんたちもボートに繋がれて、
カルガモの親子みたい。
 
 
イメージ 6
  
洞窟が恐かったと言うSYO、
ちょっと不機嫌???

長くなったので ナポリ&カプリ島②へ続く