「白い世界」を描きたいと思いました。
こんなふうになってしまった時代の空気をマスク越しに吸いながら、
"Happy"という言葉にどうしてもカラフルで華やかなイメージを映すことができず、
それでも今、心から願う幸せの色があるとしたら、
それは凛としてけがれのない白だと感じました。
白は何にも染まっていない無垢の意味合いで語られがちですが、
あらゆる色の光を全て集めて重ねると白い光になると言います。
1枚1枚の羽根がそれぞれ異なる個性(いろ)だとしたら、
それらが合わさった白い翼は明日へ飛び立つための「生きるチカラ」。
花束を胸に、太陽の光あふれる大空へ羽ばたいていく姿が
表現できていたら幸いです。
そして、今この時にも、コロナに苦しむ人々を癒すため
力を尽くしてくださっている医療従事者の方々へ、
その白衣に尊敬と感謝の意をこめて。
私たちは一人一人、自分にしか出せない色を持った光。
それが集まれば、もっと力強く美しく世界を照らすことができるはず。
白い"hanatsubasa"に、そんな未来が来ることを祈ります。
