■読書を始めたきっかけ
いやあね、過去の私は、読書家ではありませんでした。
読む本と言えば、専ら実用書でした。
趣味がDIYでしたから、必然と言えば必然です。
ところが、これを変えたのが、入院でした。
入院先のベッドで、退屈しのぎにTVを観ていても、全然面白くありませんでした。
で、病院の休憩室みたいなところに、小説本が沢山あったので、それの1つを読み始めたのがきっかけです。
■きっかけから感じたこと
自分の人生って、一つ切りじゃないですか。
だけど、小説は、自分以外の人生を、仮想体験させてくれるんですよ。
これは楽しい。
■じゃあ、何を読めば良いの?
これは、個人の嗜好に大きく左右されます。
性別や、思想にも関わるでしょう。
あれこれ読んできた私見になりますので、ご了承下さい。
■海外作品を読め
日本の作家の作品は、日本国内に留まっているので、スケールが小さい感じがします。
一方、海外の作品は、作家の国以外にもステージが広がっていることが多く、ワイドです。
その海外での文化や、人々の生活様式などが記されており、得ることが多いのです。
■じゃあ、誰の作品を読めば良いんだ?
まず、私が男性であることを考慮に入れて下さい。
1.マイクル・コナリー
彼の作品は、刑事ハリー・ボッシュ、弁護士リーカーン、新聞記者マッカヴォイのシリーズがメインです。
とても緻密な内容が、これ以上練っても練られないくらいに、簡潔な文章で記されています。
しかも、ストーリーの進展が素晴らしい。
2.ジェフェリィー・ディーヴァー
文句なく、リンカーン・ライムシリーズです。
あらゆる犯罪に、科学的証拠を追求していく姿勢が素晴らしい。
3.ジェームス・ロリンズ
過去の歴史と科学をミックスしたストーリーが得意だ。
但し、科学の部分には、多少怪しいところもあるけれど、ストーリーとしては面白く仕上げているところが、好印象だ。
4.マーク・グリーニー
彼の代表作は、グレイマンシリーズだ。
グレイマンは、ゴルゴ13みたいな存在だ。
とにかく激しいストーリー進行が魅力だ。
4.クレイブ・カッスラー
いやね、多くのアメリカ人作家が、彼の影響をモロに被っていると思う。
アクションストーリーの原型、言わばテンプレートを創った人だと言っても過言ではない。
残念ながら、昨年亡くなりましたけれど、作品は、今でも輝いています。
5.トム・クランシー
一言で言えば、ミリタリーオタクだ。
ウクライナのクリミア半島がロシアに奪われたのは、5年前だ。
だけれど、彼はそれよりも2年前に、それを作品に記していたんですよ。
で、彼の弟子作家もかなりいるんですよ。
■まとめ
・海外の作品は、スケールが大きくて、面白い
・日本内での世界では、体験できないことが、記されている
・翻訳というコストを超えた面白さを体験できる
どうでしたか、あなたも読書という快感を、体感してみませんか?