過去の恋愛を聞いた時に

「最初は彼から好きになってくれて、
付き合ううちに私の気持ちの方が大きくなって・・・」


と、話す人は多いけど


どうして自分の気持ちの方が大きくなると
振られてしまうのか?


「重くなった」
「完全に手に入れた感覚になった」
「飽きてしまった」

なんて考えられているけど
きっと、ちがうと思う。

 

 

そんな表面的なことではなくて

もっと複雑な、人間の心理があると思うんです。

 

 

 

これまで講座やセミナー

オンラインサロンで1500名以上の

恋愛に悩む女性を見てきた私が

現場で強く感じたこと。

 

 

それは、ほとんどの女性が

 

「彼に嫌われる前提」の思考だということ。

 

 

「こんなこと言ったら嫌われる」

「いい子でいないと嫌われる」

「どうせいつかは嫌われる」

「嫌われちゃったらどうしよう」

 

この考えが根本にあると、

人ってどんどん卑屈になっていくんです。

 

 

どうせ別れがくるでしょ・・・

きっと女の影があるでしょ・・・

ほらね、もう私のこと好きじゃないでしょ・・・

って。

 

 

卑屈になった思考は

無言で男性を責めはじめます。

 

 

彼女「さみしい」

 

(そんなに寂しくさせちゃってるのかな・・・)

 

彼女「その飲み会、女性もいるの?」

 

(俺ってそんなに信用ないのかな・・・)

 

彼女「私はこんなに大好きなのに」

 

(俺の気持ちは伝わってないのかな・・・)

 

 

こういった会話から

無意識に男としての自信を奪っているのです。

 

 

 

隣にいる自分のパートナーが

幸せでなさそうな姿だったら。

 

男性は、

 

「俺は大切な人を安心させられないのかな」

「自分の力不足かな」

「自分では幸せにしてあげられないのかも」

 

とだんだんと自分を責めはじめます。

 

 

自分に、彼女を守る器量がない・・・

 

これは男性にとってこの上ない屈辱で

そんな現実を叩きつけられることに耐えられないのです。

 

だから、「別れ」を選択します。

別に嫌いじゃないのにね。

 

 

 

そうです。

 

「好きになること」が悪いわけじゃなくて

「不安になること」が悪い。

 

 

大好きって、バレていい。

重くたって別にいい。

わがままだって言っていい。

 

だから、彼の前では思いっきり幸せでいてあげること。

 

 

「あなたがこんなに幸せにしてくれたよ」

「あなたのおかげでこんなに強くなれたよ」

 

それを、全身で伝えること。

 

 

 

惚れたなら、とことん惚れなさい。

中途半端な自己防衛なんかで

大切な人を傷つけないように。

 

愛した人には

思いっきり裏切られる覚悟でいなさい。

その覚悟に、人は惚れるのです。

 

 

彼と出逢う前よりも

自信を持ってどしっと構えて

幸せそうに過ごすこと。

 

それが愛する人へのプレゼントです。