今日は寝不足で、眠いはずなのに

身体が内側から燃えてる感じがする。




その理由は、

昨夜PCに向かう私を見たリョータさんから


「ユウちゃん、出会った頃から本当に変わらず熱く仕事してるよね。本当に楽しそうに。なんでそんなにこの仕事が好きなの?」


と聞かれたことがきっかけで

この仕事が好き!とはずっと言い続けてるけど

改めて「なんで」この仕事が好きなのか、を

言語化してみると案外難しくて。


だってさ、それって私にとっては

「白米が好きな理由」を聞かれてるのと

同じくらいのレベルのことで。

え、だって、美味しいじゃん?

っていう感覚なんです。


で、そんな感じで

「人の恋愛って興味深いよね?」

って聞くと夫は「いや?」という反応。


いやいやでもさ、

人はゴシップが好きなものじゃん、

それってみんな無意識に人の恋愛に

興味があるってことじゃない?と聞いても

「俺ゴシップに興味ないよ」と夫。


私がここまで夢中になってしまうほどの理由

を伝えたくて仕方がなくなり白熱した深夜。


そうして伝えていく中で改めて

私がどんな気持ちで仕事をしていて

何を学び何を得られているのか

言葉にできてスッキリしたので残しておこうと

今ひとりブログを書いています。




そもそも私は、「人が好き」。

人に興味があるし

人の感情にも興味があって

それはこの仕事をする前からの自分の性質なのかもしれないなと思う。


人好きの特徴は、知りたがりで、

「なんでこれが好きなの?」「なんでそう思うの?」って、相手を知りたくなるの、あるあるだと思う。(みんなはどう?)


そして面白いことに、

「知れば知るほど好きになる」。

私がいつも言う、情報量は好意に比例するのと同じことですね。


男女関係なく、相手のことを知るほどに愛着が湧き、大切な、大切にしたい人になる。


これは「推し」ができるのと同じ心理だと思う。

ファンは、出会ってすぐにファンになるわけじゃないでしょう?

彼ら彼女らの存在を知り(出会い)、メディアなどで見る機会が増え(情報)、人柄を知ったり、葛藤しながらも夢を諦めない姿勢を知って、応援したくなる→ファンになる。


その人の成長に感動し、学び、気付けばその人の喜びが自分の喜びになる。

勇気を出すこと、チャレンジすること、を見ると自分が励まされたり刺激になったり。


自分の人生は一回きりでも

人生に「推し」ができると

彼ら彼女らの人生を詳しく見ることで

「何生分」もの人生を味わえることになる。

それって凄くない?

それだけでもう応援する理由としては充分。

だって自分の魂を震わしてくれるんだもん。


そして

私がこの仕事を選び続けている

最大の理由がここ。


魂が震える瞬間を重ねていける仕事

だからなんです。




人との関わり方はたくさんあるけれど

一番「素」の部分が見れるのが恋愛だと思う。

最も自分を取り繕うことが難しいもの。


だから人の恋愛観に触れることが好き。

自分と同じ価値観でも、違う価値観でも、

どれも興味深くて面白い。

なにがいいとか悪いとか、

正しいとか正しくないとかじゃなくて

それぞれの考え方を知れるのが。


感情の共有ができる人との出会いって、

人生においてとても貴重だと思っていて


親友でも意外としないよね、

ひとつの恋が始まる瞬間から

付き合って、結婚していくまでの感情の動きを細かく共有していくことって。


この仕事の素晴らしさは

人生の中で深い対話ができる人がひとりふたりと増えていくこと。

それは自分の人生において紛れもない価値で

感情を動かす理由や機会が増えるんだ。


加えて、さらに面白く利点なのが、

人の恋愛を通して自分の心の成長になること。


立場上、質問をされる機会が多いから

その回答をする中で自分の考えや価値観を知れる、そんな不思議な感覚になることがよくある。


常に自分の考えを言語化しているので

自分についてよく知れる。


中には考えたこともなかった質問もあったりして

それが考えるきっかけになるんだよね。


「考える」は、深く生きること。だけど、

自分に質問を投げるって実はすごく難しい。

私は受講生に質問を投げることが多いけど

反対にこうして質問してもらえる機会があって

すごく恵まれているなと思っています。




こんなふうにして「感情を扱う仕事」なので

目の前の作業に追われて感情を後回し、にすることがないんです。


大人になった今、きっとみんなが

生きる上で感情を扱うことが大事みたい、

感情を制するものが人生を制するみたい、

って薄々気づいてるじゃないですか。


忙しさを理由に自分の感情を後回しにしてたら

どんどん鈍感になってわからなくなったり、

感情に負けて大切なものを失ったり、って

とくに女性は感情を扱う力の差は歴然。


それならやっぱり感情の扱いに上手になるほうが良くて、そのためには感情について考える時間を多く持つことが必要で。


みんな平等に1日24時間の中で

感情について考えを深める時間を作るとなると

平日仕事をしていたら土日の休みを使って

本を読んだり学んだり自分と向き合って考えたりするしかないと思う(し、貴重な休みを使ってわざわざそれをする人は少ないと思う)。


でも私は、これが「仕事」なので

好きなだけ夢中で感情について考えられる。


私の講座やセミナーに参加してくれた方々は

その場での質疑応答であがる様々な質問に対しての私の返答が速いとよく驚かれますが、


すぐに答えられるのは

「それについてもう考えたことがあるから」

というのもあるかなと思っています。


常に感情について考え、学び、研究してるので「どうしよう」や「どうしたら」がない。


あ、その感情はね、きっと正しくはこうで、

それにはこんな解決策があるよ と

いろんな引出しから差し出せるんです。




本気で幸せになりたい受講生と

本気で幸せに導く責任のある私。


本気と本気の化学反応で

ものすごく人生が変わっていく景色を

これまで数えきれないほど見てきました。


そしてその期待値と責任は年々高まっていき

自分に課した期待値を超えるために必死です。


でも、それがとんでもなく楽しくて

涙と笑顔でぐちゃぐちゃ?いやいや、

たとえ悔し涙でもその表情はすごくキラキラしてる。本気で幸せになりにいく人の表情って、美しいんです。


そんな美しい光景を見ては

胸の中に愛情がいっぱい溜まっていくのを実感します。


価値あるものにしか時間は使わないと決めている私が、人生の多くの時間をかけることを選んだ仕事。


今ではトレーナーたちと、

日々この経験や感情を共有できることが嬉しいです。