先日ママサロンのライブ配信で
「娘(2歳)が嫌がることを
やめさせるのは甘やかしでしょうか?」
という相談があったのですが、
(詳細は伏せます)
 
それに対して私は
『甘くて、よくない?
だって親だもん。
誰よりも我が子に甘くていいと思う』
と答えました。
 
親のしつけとして、
我が子に厳しくという考え方もあるけれど
私は反対に
親だからこそ、甘くいることの方が
ずっと大切だと思ってる。
 
だって
我が子が大人になっていく過程の中で
嫌でも他人からの厳しさは避けられない、
と思うんだ。
 
そして人はどうしても
厳しさに引っ張られやすい、とも思う。
 
風当たりが強く感じてしまうときにも
「絶対的な味方」の存在があることで
救われることって少なくない。
 
私自身、母からの
「嫌なら行かなくていいよ」
「もう帰っておいで」
「いいじゃん、やめちゃえ」
こんな言葉で
心がふっと軽くなったことが
過去に何度も何度もある。
 
逃げを許してもらえて
逃げ場を用意してもらえて
そんな自分を否定しないでもらえて
どれだけ救われたか分からない。
 
親が子供に甘くしたら
頑張らない子になりそう?
 
ううん、逆だよ。
 
厳しさは、人を弱くする。
優しさは、人を強くする。
 
無理に頑張らせようとすることよりも
逃げを許してあげることの方が
結果的に、頑張れる子になる。
 
私もそうだったからよくわかるんだ。
 
頑張るのには、実は勇気がいる。
「うまくいかなくても大丈夫」
と思えなければ挑戦さえできないから。
 
失敗したって大丈夫。
何も失っても帰る場所がある。
 
その安心から、挑戦できる。
頑張ってみれる。
 
親が子供にできることは
愛すること、
許すこと、
見守ること、
受け止めること。
 
厳しくするのは
世間が、他所様が、やってくれるから
親は優しく甘く、
逃げ場でいたらいいのだと思っています。
 
 

 

▷ママサロン

妊活〜子育て中のポジティブな情報交換ができる場所。