我が家の長女は現在2歳9ヶ月。

 

これくらいの月齢で言われるのは

「イヤイヤ期大変じゃない?」

「どう対処してる?」

「我が子にイライラしない?」

という言葉。

 

なので今日はイヤイヤ期について

書いてみようと思います。

 

 

 

まず私の考えとして、

 

イヤイヤ『期』なんて

存在しない、と思っています。

 

もちろん、イヤ!はある。

だけどそれは子供に限らず

私にだって普通にある。

 

それは悪いことなんかじゃない、

大切な自分の意思です。

 

たとえば

「朝ごはん食べよう」

と声をかけたとして

 

「やだ!たべない!」

と言うのならそれは

 

今お腹が減っていない のか

別のものを食べたい のか

じゃないのかなと思います。

 

「そろそろお着替えしよう」

と声をかけて

「やだ!おきがえしない!」

と言うのならそれは

 

今着ているパジャマが好き なのか

用意したお洋服が気分じゃない のか

遊びに夢中 なのか

じゃないのかな。

 

「やだ!」には必ず理由があって

その理由を、彼女の意思を、

きちんと知ろうとしてあげる。

 

まだ完璧に喋られるわけじゃなくても

彼女は必死にサインを出して

「ママちがうよ」

「私の気持ちはこうなの」

「これはいやなんだよ」

って訴えているはず。

 

それを

「はいはい、イヤイヤ期ね〜」

と流してしまったら

そりゃ泣くよ。

 

だってママやパパは子供にとって

一番わかってほしい相手。

一番気づいてほしい相手。

 

それなのに

見ようとしてくれなければ

「困らせてやる!」

「こっちを向かせてやる!」

って

一生懸命悪さをしたり

親を怒らせるようなことをして

目を引こうとする。

 

子供が泣きじゃくるのは

「ちがうよ」「気づいてよ」

のサインの出し方が

泣く、という行動しかないから。

 

だって、言葉はまだまだ難しい。

「え?なに?」って言われたり

笑われちゃったりして

自信がなくなるのは子供だって怖い。

 

 

 

もしも今、私がリョータさんに

聞いてほしいことや

気付いてほしいことがあるとして。

 

「イヤだ」と発した意思を

「はいはい、生理前でしょ?」

なんて言葉で片付けられたら

 

あぁ考えただけで

とっても悲しい・・・。

 

子供にとって

「イヤイヤ期」という言葉で

片付けられるのはそれと

同じことなんじゃないかな。

 

 

 

イヤイヤ期だから

イヤなんじゃない。

 

ちゃんと意思があるから

イヤなんだ。

 

彼女は理由もなく

いやだと言ったり

泣いたりするはずがない。

 

だから彼女が

「いやだ」と言うなら

その意図を知ろうとするし

できる限り意思を尊重したい。

 

でも、やっぱりまだ2歳。

いつでも自分の感情を正確に

把握しているわけではないから、

 

そんなときは一緒に

「いやだ」の理由を探すんだ。

 

「こっちがよかった?」

「あとでがいい?」

「こっちならどう?」

って。

 

親の提案の数が多ければ多いほど

彼女の中の発見に繋がるから

手数はたくさん用意して。

 

前に娘が泣いたので

「お腹が空いたのかな」と思って

「これ食べる?」

「じゃあこれは?」

と色々聞いてみたけれど

はっきりと答えずに

なんだかグズるだけのとき、

 

「わからない?」

と聞いてみたら

コクン、とうなずいて。

 

「そっか、わかんないか。

じゃあ色々食べてみて、

これがいい!って思ったものを

いっぱい食べたらいいよ」

と言って冷蔵庫に向かった私に

 

リョータさんが

「わからない、が正解の場合があるのか」

と笑いながら驚いてたな。

 

確かにこれは私が女だから

わかる感覚かもしれないね(笑)

 

 

 

長女がずっと泣き続ける、

ということがないのは

こうやって接しながら

涙の途中でも「うん」とか

コクンとうなずく瞬間を

作れているからかな。

 

私はリョータさんにしてほしいことを

娘にするようにしています。

もともとの性質が「男」な私は

女を笑顔にするのが得意かも。(笑)

 

子供って、親が思っている以上に

ママとパパがとーっても大好き。

 

だから

ママが困ること、を

選びたいわけないんだよね。

 

これはいつも恋愛論として伝えている

リョータさんは私を悲しませようとするはずがない!

という前提と同じで

 

我が子に対しても

娘が私を悲しませようとするはずがない!

と、心からそう思っています。

 

ママを心配したり

ママを気遣ったり

ママを喜ばせようとしたり

してくれる存在。

 

そんな子がエンエンと泣くときには

「あれ、珍しいね。どうした?」

って気付いて気にしてあげたらいい。

 

 

 

私がちょっと咳き込むだけで

「ママ、だいじょうぶ?」

「まもってあげるからね」

とハグしてくれる心優しい長女。

 

もうすでに

私の方がずっとずっと

支えられています。

 

彼女が私たちのそばにいてくれる時間は

きっと振り返れば一瞬だから、

せめてその間はいーっぱい

一緒に笑っていられるように。

 

彼女のイヤなことなんて

丸めてポーンっと外に

投げてあげられる母でありたいな。

 

 

 

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