昨日、やっと、見終えました。

 

 

ディズニー&ピクサー最新作

『ソウルフル・ワールド』

 

子供たちの昼寝中や寝かしつけ後に

少しずつ観ていたのです。

(続きが気になって仕方なかった)

 

途中からうるうる、

最後は号泣・・・。

 

ネタバレになってしまうので

詳しい内容は伏せますが、

あーやっぱり、そうだよね。って

本当に大切なものの原点に

立返れるようなストーリー。

 

人って良くも悪くも欲深く、

『もっとこうだったら』

『あれさえあれば』

って、

普通の自分や普通の日常を

一瞬にして変えてくれる何か

を求めてしまうけど、

 

普通の自分にある幸せや

普通の日常にある喜びを

1つ1つ味わっていけるのが

豊かで幸せな生き方なんだろうなぁ。

 

物語の中に出てくる

キャラクターの何気ない会話の中にも

学びや気付きがいっぱい詰まってた。

 

人は自分に興味を持ってもらうことが嬉しいと感じること、

知らず知らずのうちに、自分の価値観を人に押し付けてしまっている場合があること、

 

ハッとすることが多かったな。

 

 

 

先日オンラインサロンに、

こんなご相談が届きました。

 

「○○があれば、幸せになれる」という思考癖から抜け出せず、悩んでいます。

 

好きなことを仕事にできれば…

結婚できれば…

お金があれば…

 

もっと「今」に幸せを感じられるようになりたいと思い、今あるものをノートに書いたりしてみているのですが、今に満足できない思考が強いです。

(お金など十分あっても、もっともっとと思ってしまいます。)

 

 

欲っていうと

なんとなくあまり良くない

イメージを持ってしまうけど、

 

欲=向上心。

「私はこんなもんじゃない!」って

さらに高いレベルを追い求める姿勢、

それは人生の質を上げるもの。

 

だけど

上ばかり見ているのでは

目の前にある「今」を見落としてしまうし

 

実際に、この映画では

ずっと夢に見ていた舞台に立つその日、

主人公は死んでしまうんです。

 

それを見て、私は

「もっともっと、って現状に満足しないまま、死んじゃうのって寂しいな」

って思いました。

 

だって

「今」は確実にある景色で

命を使って過ごしている時間で

その景色をしっかり目で見て

味わわないのってもったいない。

 

自分を幸せにするのに必要なのは

「パートナー」でも「お金」でもなく

「満足する心」なんだと思うから。

 

ときには理想や目標よりも

今の自分の環境に満足するスキル

が必要だったりするんじゃないかな。

 

「もっともっと」もいいけれど

「今まだない状態の私」を

愛してあげたっていいはず。

 

結婚したから幸せになるんじゃなくて

結婚を選んだ自分の日常を愛しているから

幸せそうに見えているんだよ。

 

 

なんだか満たされない、

なかなか理想の生活にならない、

 

そんなふうに感じている人へ

おすすめな映画です。

 

私ももう一回観よう。

 

 

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