大阪北部地震による被災者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

 

私が震災を知ったのは

朝起きて、携帯のニュースを開いてからでした。

 

10分前に地震があったとのこと、

驚いて飛び起きてすぐにテレビを付けました。

 

まだ状況のよくわからないまま

兵庫に住んでいる義理の両親に急いで連絡。

 

LINEを送ってからほんの数分間でしたが

既読が付かないこと、

返事がないことが不安で怖くて

ものすごく長い時間に感じました。

 

幸いなことに夫が電話をすると

すぐにとってくれた義母。

 

義実家の方の被害は少なく、

そのことに安心したのも束の間。

 

twitterを開くとそこには

テレビのニュースでは報道されていない

震災の被害の大きさがよくわかる画像の数々。

 

夫は

「こういうときにはネットの情報の方が早い」

と、今後の余震の可能性も考えて

義両親にtwitterで状況を確認するように

伝えてくれました。

 

昨日は一日中、テレビで

震災の報道が流れていましたが

きっと報道されているのは

私たちが目にしている状況は

ほんの一部に過ぎないのだと思います。

 

停電、断水、続く余震・・・

不便な中で不安を感じるのは

どんなに心細いことでしょう。

 

もちろん情報収集は必要ですし

随時被害状況を知っておくことで

今後の対策も変わってきますが、

 

こんなときこそメディアだけでなく

身近な人の、大切な人たちの、

表情を確認し合ってください。

 

不安な顔をしている人に声を掛けること。

「大丈夫」と励まし合うこと。

少し無理をしてでも笑顔をつくること。

 

人間だから、こういうことが

何よりもパワーになるはずです。

 

 

私事ですが

先週末より母が緊急入院となりました。

 

今はだいぶ回復しており

今週中には退院できそうなのですが

その連絡を姉から受けたとき

本当に心臓が痛くなりました。

 

当たり前に元気でいるはずの母が

当たり前にいつも守ってくれる母が

大きな病気でないといえども

入院することになるなんて。

 

翌日は出張があったため

すぐに駆けつけることはできませんでしたが

昨日今日とお見舞いに行って

顔を見てくることができました。

 

小さい頃からいつもパワフルな母で

寝込んでいる姿なんて見たことがなかったので

とにかく心配でしたが、

直接母の顔を見ることができたら

なんだか私の方がホッとしてしまいました。

 

帰り際に手を握ると

いつも通り強く握り返してくれて

それだけで「大丈夫」と思えました。

 

 

突然の震災も、病気も、

普段いかに自分が平和ボケしているかを痛感させられます。

 

でも、個人的な考えになりますが、

これをただ「不幸な出来事」と

捉えるのは、あまりにも表面的だと思うから。

 

「今から」できることを

「今だから」できることを

考え、実行していく次第です。