色即是空なクリシンカーが、立花孝志をぶっ解析す!

 

どうも、ライブです。

お知らせです。立花さんが警察のご厄介になりました。脅迫罪の疑いで、被害届が提出されたとのことです。

 

「そんな!立花さんは逮捕されたの?!」

 

と言う方がいるでしょう。

 

「とうとう本性を現しやがったな立花ぁ!」

 

と仰る方も中にはいるかもしれませんね。さあ、真相はどうなのでしょう。立花さんは何か悪い事をしたのか、それとも、これも敵の罠なのか?

 

それを今回のN国シリーズで、じっくり解析していきましょう。

 

 

脅迫罪をぶっ解析す!

 
今回ことの発端は、N国から当選した区議会議員の二瓶文徳(以降二瓶Jr.)さんに始まります。彼は、父親と共にN国公認の候補として当選しましたが、その後党の方針に背き、除名処分を受けました。その間、立花さんの連絡に一切応じず、公約を守らずに議員を続けていると言うやり方に「有権者を裏切る」として憤りを感じた立花さんは、二瓶Jr.に対し、「お前のやって来た事を語ったら、もうお前は恥ずかしくて道も歩けなくなるぞ」と言ったような内容を自身のYouTubeチャンネルにて語ったところ、その発言を「脅迫」として被害届が警察に出され、立花さんは月島警察署に任意で事情聴取を受けることになったと言うことです。
 
なお、Youtuber「みずにゃん」によると、該当する動画はYouTube側から脅迫動画指定を受けて削除されたとのことですので、もしかしたら該当動画は見つからないかもしれません。
 
さて、この被害届を受けて立花さんは起訴されるのか、されないのか?
また、立花さんは議員を辞職するのか?
 
 

緊急記者会見

 
事を受け、立花さんは緊急記者会見にて自身の出処進退について述べられました。立花さんは、脅迫した事実については認めており、法廷の場で白黒ハッキリさせたいと言う考えです。
 
そして、もし有罪判決が降りるようなら、彼は潔く議員を辞職すると明言しました。さらに、有罪でなくても、世論が立花さんの辞職を望むと言うのなら、また立花さんは辞職するとの意思を表明しています。直接民主主義を歌っているだけあって、矛盾のない判断だと思います。しかし、現時点での議員辞職はないと、ハッキリと述べています。スキャンダルになった程度では、やはり動じないようです。
 
 

有罪判決が出たら議員を辞めるという行為の真意

 
立花さんは、有罪になった場合には、その判決を甘んじて受け入れる、と何度も話しています。その理由としては、N国は犯罪だけは犯さないという独自のルールを持っていることに起因します。
 
立花さんの尊敬する元大阪府知事の橋下徹さんを始め、メンタリストDaiGoさん、ホリエモンさんやマスザワ内閣さんなどは、立花さんの奇想天外な行為の中に一貫して存在する「法律だけは守る」というスタンスを評価しているのであり、これを立花さんは、「超1流の人たちの理解を得ている」と表現しているのです。
 
しかし、その超1流たちの理解のたった一つの源であった「法律」を平然と犯すとなると、N国の最後にして最大の取り柄である信頼源が失落することになります。
 
もちろん人間完璧ではありません。間違いを犯すこともあります。法律を守る事をいくら掲げても、行動している以上何かが法に抵触することは無きにしも非ずです。
 
そんな時、立花さんは「自分のルールに背いた場合の責任」をしっかり取れるのか?というのがその超1流の人たちの、差し引いては有権者全員の注目するところです。議員辞職は、その責任の形として形式的にはちょうどいいのです。まあ、超1流の人たちが形だけの責任の取り方をどう評価するかは、それぞれ意見が分かれるでしょうね。けど、DaiGoさんなんかは、「頭いい!」って言っても不思議じゃないですね。知りませんけど。って言おうとしたら、早速メンタリストDaiGoさんは「辞職を示唆するのはミスだった!そんなことを言ったら警察とか、敵を団結させてしまう」と指摘されてましたね。私の予想は見事外れてしまいました。
 
 

立花孝志の計画通り

 
さて、逮捕されそうで涙目の立花さんでしょうか?
そんなことはありません。今立花さんは嬉しくて手を叩いていることでしょう。
 
まず、立花さんにとって、被疑者になる事は実はさほど怖くはないのです。もう被疑者になるのは5回目だそうです。しかし、1度も起訴されていません。容疑者になったことはないのです。立花さん曰く、これらは全て「敵のいやがらせ」だそうです。私も今回の件で起訴されるのかどうか、この件で発信されている他の方の意見を少し見てみましたが、今回の件が脅迫罪として起訴まで至る事はないだろうという意見ばかりでした。
 
つまり、この件で立花さんが有罪になる可能性は、低いという見積もりです。勿論、絶対ではないのでどうなるかはわかりませんが、もし不起訴になった場合、立花さんのリターンがあまりにも大きいため、立花さんにとっては被疑者になることは今回十分割似合うリスクだという事なのです。
 
ではどう言うリターンなのか?
 

1・支持者を増やすチャンス

 
この件のおかげで立花さんはまた注目を浴び、メディアにも進出しやすくなりました。立花さんが警察沙汰になったと知れば、人々は謝罪動画の一つでも見ようと、彼のチャンネルを見るでしょう。そこで、どんなに立花極悪論で期待に胸を膨らませていても、彼の論理的な説明の前に連中のニワカな心はあっという間に立花色に染まってしまうのです。なんと巧妙なトラップか!
 

2・二瓶Jr.の件が明るみに出る

 
もし立花さんが起訴されて有罪になれば、二瓶Jr.は絶大な勝利を得るでしょうが、そうならなかった場合、二瓶Jr.は自分で自分の首を締めたことになります。立花さんの無実が証明されることすなわち、二瓶Jr.の過ちが正当化されるという意味になります。さらに、事が大げさになりすぎたせいで、二瓶Jr.はすっかり人気者です。自ら外を歩けなくしてしまうことになりかねませんね。
 
勿論、その場合も二瓶Jr.にも挽回のチャンスはあります。立花さんと同じことをすればいいのです。どんなにマイナスイメージが広まっても、そのあとでイメージチェンジはいつでもできます。Jr.が取れる最高の手は、「謝って立花さんと和解し、復党すること」なのではないでしょうか。人は、自分の過ちを認める人に信頼感を抱くという事が、科学的に証明されていますから。
 
どうあれ、もともと立花さんは、どうやって二瓶Jr.案件を大ごとにしようかと頭をひねっていたところにこの騒ぎですから、まさに渡りに船ですね。二瓶Jr.は、自ら敵にエールを送ってしまったのですから、皮肉な話ですよね。
 

3・超1流の人達に「ブレない」アピールができる

 
これが、私オリジナルの見解です。立花さんに理解を示している「超一流」の人達は、彼の「法律だけは破らないという自己ルール」がブレずに徹底されてることを評価しています。では、立花さんが「法律だけは守る」と口頭でいうだけで、その信ぴょう性は保てるのでしょうか?
と言う疑問が浮かび上がる訳です。
 
そこで、実際に法律を破ったら、その責任を取るということを、この状況を利用してあらかじめ宣言してしまうことで、「おい立花。法律に従ってる間だけ虫のいい話をして、もし法律破ったらどうするんだ?」という反論の目をあらかじめ潰す事ができるのです。そのために、立花さんは今のうちから「有罪なら辞職」と釘を指しているのです。
 
もし、有罪が決まってから辞職を宣言すれば、「みっともない悪あがき」的に見られていたかもしれないでしょう。まだ罪のない段階であらかじめ宣言しておく事で、ブレていない感を見事に演出するのです。そして、おそらく有罪にならないだろうから、立花さんにとっては実質超低リスクなのです。これほど少ないリスクで、超1流のハートをゲットできるなんて、話がうますぎて笑いが止まらないででしょう。
これで有罪になったらそれはもう運ですね。宝くじと同じ感覚です。
 
 
以上の3つの効果が期待される今回の警察沙汰。まさに一石三鳥です。だから立花さんは嬉しくて手を叩いているのではないかと申し上げたのです。

 

 

立花さんの反撃フェイズ

 
ここで、勿論立花さんも自らも、漏れなく反撃を繰り広げていきます。転んでもただでは起きないのが立花さんという男です。
 
 

警察の情報がマスコミにリークしてる件

 
まず、警察の情報がマスコミに事前にリークされていた件について、立花さんは熱烈に非難の声をあげています。本来警察の事情聴取では、守秘義務があると立花さんは主張し、それも関わらず情報を漏洩させる警察は、けしからんということです。
 
さらに、警察に情報漏洩の件を問い詰めた際、「いや、うちからのリークはありえません」という返事に対して、「あることを証明するのはできても、ないことを証明するのは不可能で、悪魔の証明だ。それなのにあっさりとないと言い切るあたり、やはり何かある」と述べていました。
 
実質、立花さんの悪魔の証明説は間違いではなく、「存在すること」を証明することの方が、「存在しないこと」を証明するよりはるかに楽です。なぜなら、存在は「ほら、ここにある」と言う直接証拠によってすぐに証明できるのに対し、存在しないものは「ほら、ここにない」では証明できないのです。「ここにはないけど、あそこにはあるかもしれない」という厄介な事態がありえるからです。勿論、数学では「ない」を間接的に証明する方法はあります。それが、背理法という方法で、まず「ある」と仮定して立証を進めて行くうちに「結果、この数は5よりも大きく4よりも小さい」というわけのわからない結果になった場合、「ほら、あるって認めたら、矛盾ができたでしょ。したがって、それは「ない」なのです」という証明方です。そこまでややこしいのです。一方、存在を証明するのは「ほら、あるよ」でおしまいです。どうして存在を証明するほうが簡単なのか、これでおわかりいただけるのではないかと思います。
 
それゆえ、今回の警察のリークにおいて、「絶対ない」を証明するのは至難の技なのです。それなのに、そのプロセスも踏まずと、「ないです」と言い切るのは、やはり不自然です。逆に「うちらがリークしました」と自供してるようなものです。なぜなら、本当にないと思っている人なら、「ないだろうとは思いますけど、あったとしても知りようがありません」といったような言い回しをするからです。それで、立花さんは警察を黒だと睨んだというわけです。

 

 

二瓶Jr.が有権者を裏切ってる件

 
立花さんのそもそのも怒りの根源です。二瓶Jr.は、N国の議員であるにもかかわらず、N国ただ一つの公約であるNHKから国民を守る活動を何一つせず、会議にも出頭せずに連絡もよこさない。これは、NHKから守ってもらうとN国公認の候補者に投票した人たち有権者を裏切る行為ではないのか、という主張です。
 
公約を守らないことは犯罪ではありませんので、二瓶Jr.に法の手が及ぶことはありません。しかし、それでも有権者を裏切流ような行為は許せないとするのが、立花さんです。どれくらい許せないかって、「法律さえ守ってればモラルガン無視で何やってもいい」といってる人が、「法律には触れないけどモラル的にダメなこと」を叩うというダブルスタンダードに踏み切るほどです。そこまで、立花さんにとっては有権者を尊ぶことが優先されるということなのでしょう。「法律絶対主義」の軸はゆるぎましたが、結果的には「直接民主主義」を助長することになっていると、私は考えます。このことからもわかるように、立花さんは、物事に優先順位をつけるのがお上手なのかなと思います。
 
 

マスザワ内閣、物申す

 
N国公認のマスザワ内閣のまっすうさんは、「二瓶Jr.も悪いが、有罪になった場合は立花さんも悪い。その場合、立花さんを正当化することは出来ない。」と明言してます。なぜなら、この国を正そうとしている集団が、法治国家の鉄則を破り、犯罪を助長する集団となっては、本末転倒であり、本来の目的を遂行できなくなるからなのです。彼にしても立花さんにしても、その他超1流の方々にしても、N国の最大の武器であり、私も申し上げた通り最後の砦である最大の強みは「法律だけは守っている」ことなのですから。
 
そう言う観点から見ると、まっすうさんの発言は、N国党を守るための発言としては、当然の発言だと思われます。
 
 

結論

 
結局は、立花さんは今回もグレーゾーンで行動しているわけですが、全ては正義の追求のためにあるということです。立花さんはただ、二瓶Jr.の行いが間違ってるとして、それを正すために強引に突き進んでいる訳です。
 
その結果として、反撃を決意した二瓶さん(父か子か不明ですが)に被害届を出されたことによって、捜査一課が動きました。
 
しかし、立花さんにしてみれば、「よくやった二瓶Jr.、でかした!」ってところであり、このおかげで様々な可能性が切り開かれたのもまた事実です。
 
これが功をなし、立花さんが飛躍するのか、あるいは有罪判決を受けて議員を辞するか。今後の進展に期待です。
 
そして、警察がこの件で動いてくれたということは、今後にとっても脅迫に悩める人々の未来を照らしてくれる布石になってくれるといいですね。警察が「これだけでは脅迫として根拠が薄いので、被害届は受理できません」って言われた場合もことによっては、「でも立花さんの場合は捜査1課が動いてくれました」と前例を提示して駆け引きできる訳ですから。
 
ちなみに、DaiGoさんの言う辞職発言ミス説の理由として、「警察もメンツがあるから、5回も被疑者になって不起訴だった、今回も不起訴だろうなどと言うと、躍起になって立花さんを有罪にさせるよう頑張る」と言うのを上げておりましたが、実は、これが立花さんの狙いでもあるのです。立花さん曰く、弁護士の99%は送検の後不起訴になると予測しているそうです。しかし立花さんは、わざと警察を煽って検察に「起訴」させたいのです。「不起訴なんかと言う生ぬるいことはさせねえ、起訴してこいや!」と言う訳です。なぜなら、本来有罪か無罪かの案件は、三権分立の「司法」である裁判所がやることです。しかし、警察も検察も「行政」側の人間です。そして、警察や自衛隊という、人の命を奪う権限を持った権力が、司法にまで介入しているのが、検察なのです。したがってもし、検察が起訴して無罪になれば、行政のメンツに関わります。だからこそ、あえて司法に持ち込むことで、本来裁く立場にあるものに裁かせ、行政には身の程を知ってもらう、と言うのが、「立法」の立場にいる立花さんの思惑なのです。だから、やるなら徹底的にやれ、と言ってるのです。よって、起訴されることについて、とことんお願いしていくそうです。
 
最後に、立花さんは本日、二瓶Jr.とついに面会を話せたそうです。Jr.の発言には疑問点も数多くみられたと語る立花さんですが、やはり最終的には話し合えたことが嬉しかったとのことです。25歳という前と明るき青年の未来を奪うのは、やはり立花さんも心が痛むということでしょう。立花さんは、Jr.がまたN国議員として復党できることを願っているとのことです。そのために話し合いが進むといいですね。
 
一見鬼のように怖い立花さんですが、その反面誰よりも人間味の強い方でもあるのではないかと、私は感じた次第です。
 
 
なお、立花さんが以前二瓶パパさんの事務所に赴いた時、彼のデスクに10枚ほどのNHK社員の名刺を見たといってますが、さあ真相はどうなんでしょうね。「脅迫の被害届程度で、警視庁の捜査一課が動いた」という立花さんの発言が真実なら、さあそれは一体裏で何が起こっているのでしょうかね。実は、意外な人が意外な人と裏で繋がってるのかもしれませんね。信じるか信じないかは、あなた次第!
 
 
という訳で、やはり目が離せない立花さんの今回の戦略解析はこれで終了です。それではみなさん、また次回のN国シリーズでお会いしましょう。

 

 

 

色即是空なクリシンカーが、立花孝志をぶっ解析す!

 

被疑者立花孝志3本立て

 

 

 

 

マスザワ内閣の犯罪批判動画はこちら

 

メンタリストDaiGoさんの動画はこちら

 

 

二瓶Jr.はこちら

 

 

 立花さんが二瓶Jr.と会話した話はこちら

起訴してほしい旨を説明する動画はこちら