カズさんのキャンプに共に参加をしていた、京都サンガU14の斎藤大介監督。
プロの世界で何十年も活躍してきた選手。
大さんと指導者としての話を沢山させて頂いた。
また某Jリーグチームのスカウトの方ともオンラインで話した中で、伸びる選手の特徴は一致していた。
自分自身19歳から指導者をやり始め、ドイツでも指導者を経験し、心理学の資格も取得し、今現在対面やオンラインなどで様々なカテゴリーの選手や親御さんと接する機会がある中で、この選手は伸びるな、この親御さんならばこの選手は伸びるなというのは分かる。
大さんやスカウトの方が言っていたのが『自立』している選手と『メンタリティ』が強い選手が生き残る。
『自立』
大さんが言っていたのは、グラウンドに来る時に保護者が荷物を持ち、最後までサポートされている選手は試合で『自立』出来ず終わってしまう。
今上手くプレー出来ていなくても『自立』している選手はどんどん追い抜いて上に行く。
保護者の方が前に出てしまう選手は自立出来ずに終わってしまう。
スカウトの方が言っていたのは、サッカーは常に局面が目まぐるしく変わる中で、真下を見ている選手🟰ボールの置き所が悪い選手は自立していないサイン。
日常から保護者に頼り、自分で見て判断して情報を処理する能力が備わっていない為、どうしても自立心は生まれない。今の時代保護者の情報を入れる能力は凄まじいがそれを必要か必要じゃないかの判断する能力によって犠牲になっている選手は多い。
『メンタリティ』
大さんが言っていたのは、上手くいかない時に結局は『何クソ』とか、試合中目の前の相手に『負けてたまるか』という強い気持ちがないと伸びないし潰れる。
上手くいかない時に人のせい、環境のせいにしてしまう家庭は難しいから、セレクションの際は親御さんとの関係性を見る。
スカウトの方が言っていたのは、気持ちがない選手は勝負所で逃げて戦えないから難しい。逃げる癖があるとサッカーでもポジションを取らずボールを受けなかったり、適当なパスに逃げる。
自分が思う選手は『聞く力』が備わっている選手。指導者に言われた事だけをやる選手だと練習では上手くいくけど、試合では上手くいかないケースに陥る。
あとは保護者の方が前に出すぎてしまう選手は伸びない。
指導者陣、スカウト陣、強化部長の方々と話すと必ず共通してくるかなこの伸びる選手と伸びない選手は。
セレクション反対だったけど、大さんと話してセレクションをやる意味が理解出来た。