老いも若きも外国の方もこぞって登る富士山。

いつか登ってみたいなぁと思って、早数十年。

 

わたしが撮った富士山ベスト3。富士山富士山富士山

 

 

富士山断念編。

富士山登頂編。

 

「富士山は甘くないですよ」

 

 

前回、そして今回とツアーに申し込んだものの、

周囲は強者のスポーツウーマンばかり。

 

100キロウルトラマラソンを走る方、

バーベルエクササイズや暗闇バイクをする方、

毎日2万歩を歩く方、ボートを漕ぐ方、

(わたしが2万歩歩くのはディズニーに行ったときくらい。。。)

 

健康的に日に焼けてスマートな方達と比べて、

青白く小太りでミシュランマン感満載のわたし。

 

 

前出した「富士山は甘くないですよ」と言う

ツアーガイドさんの言葉通り、

出発時には22名いた参加者が、

吐く方、転ぶ方、スタミナ不足で7名が離団。

 

何度もリタイヤが頭をよぎりつつ、

そのたびに綺麗な景色が目に飛び込んできて、

もうちょっとがんばろうと誓う繰り返し。

 

 

富士山は遠くから眺めると水色なのに、

近くで登ると茶色なのが摩訶不思議。

 

歩きながら撮ったので謎ポーズ。

 

下界では花火大会。

(見える? 中央の小さな赤い打ち上げ花火)

 

 

なんとか八合目の山小屋へ到着。

 

疲れすぎて夕飯が喉を通らないし、

寝ようとしても些細な物音で目が覚めたり、

着ても着ても寒くて、一睡もできず。

思えば二週間前の富士山チャレンジは、

暴風雨で身体が弱り、史上最弱の妖怪に。

 

ウイークポイントは雨だ!とばかりに、

雨の日は登山リュックを背負ってウオーキング。

 

がんばったんだけどなぁ。

運動神経がまったく無いわたしなりに、

ホントにがんばったんだけどなぁ。

 

一睡もできなくて疲れている今、

これ以上は体力がもちそうもなくて、

ガイドさんや他の方達に迷惑をかけてしまう。

 

八合目まで登れたから、もう十分。

 

 

ゆったりと空を染めるご来光を目に焼き付けてから、

同室の方達に離団とお礼の挨拶をすると、

「何言ってんの!

リベンジなんでしょ?登るよっ!」

と、たしなめられ+励まされて登ることに。

 

富士山富士山富士山

 

足はもつれるし、息は上がるし、

ひたすら修行僧の気分で登り続けていたら、

頂上が見えてきたー。

 

 

頂上に登った瞬間、泣けて泣けて。

(ツアー客でアホみたいに泣いていたのはわたしだけ)

 

 

余談だけど、上の写真、

泣いてアイラインがどろどろになっていたのを、

「さすがに汚すぎる!!」と、

長女がスマホでさくっとリタッチしてくれました。

(ついでに法令線も消してくれたらいいのに。。。)

 

リタッチ前はホラー度強し。

せっかくの頂上だというのに、

頭は痛いし、吐き気はするし、めまいもするし、

だるいし、まっすぐ歩けない(100%高山病!?)

 

 

山頂の郵便局でハガキを書く予定が、

ふらふらで書けなくて。

 

富士山富士山富士山

 

命からがらなんとか下山。

 

登山は弱い自分との闘いなのね。

辛くてキツくて苦しくて情けなくて。

 

それでも、

「富士山に登る前」「富士山に登った後」とでは、

なにかががらりと変わった感じがするのよ。

こんなに達成感を知ったのは人生初かも。

 

ローランドの「俺か俺以外か」みたいな感じ。

(いや、違うな)

 

たぶん、これからもずっと山を登り続けるはず。

こんなに山が好きになるなんて。

 

頂上まで連れていってくださった

ガイドさんに心から感謝します。

 

そして今、筋肉痛+怪我だらけの足をさすりながら、

雑誌を眺めているところ。

 

(この雑誌がいちばんわかりやすくてオススメ)

 

 

 

来月、また挑戦してきますー(山ばか)。

郵便局でハガキリベンジせねば。

御朱印帳ももらわねば。

 

富士山富士山富士山

 

いつもいいね+コメントありがとう。

前回ブログのコメント返し、

夜までには書かせていただきます。

 

追記。

寝落ちしてしまって、今、あわてて書きました。

まだ寝ぼけているので、

コメント返しがついていないよ〜という方がいたら

おしえてもらってもいい?

 

富士山富士山富士山

 

山梨県のみなさま、

8月6日(火)の講演会ではサイン会もあるので、

着物の袖からのぞく日焼けした逞しい腕を見に来てね。