2014年くらいにプラトーンメンバー、だーますさんから譲り受けた卓上フライス盤。
雨の日も風の日も僕の期待に応えてガリガリ色々なものを削ってくれましたが、先日ついに
「ガッ!ガラガラガラ〜ウィーン」
とか空回りし出しました(汗
これはギアクラッシュ、、、
そりゃ長年使ってた卓上フライスですからそろそろ壊れるんじゃないかと思ってました。
このモデルはSIEG製X-2というフライス盤のバリエーションで先日SARUさんが購入されたものと基本は同じモデルです。
ベアリングなどデカく、バイクを分解するような勢いなのであまりやりたくないですがやるしかありません。
ぐちゃぐちゃのギアボックスから出てきたのはなんと樹脂ギア!えっ!樹脂!
そのニ次側ギアの歯が見事に飛んでました。
実際は一次側変速ギアは砕けてバラバラに、、、
という事で途方に暮れながらパーツをどうするべと悩みながら分解を進めます。
主軸はラジアルベアリング入りで組まれてますが組み立ても大変そうです(汗
ラジアル以外のベアリングはすべてゴロゴロでひどい事になってました(汗
そして奥の一次側変速ギアがバラバラになって大変な事に、、、
分解をして驚きましたがノーメンテで長期使用してたからか、全体的にビスが緩んでいてそりゃ精度出ないわ、状態でした(汗
これは組む時にきっちりやってあげたいところですね。
このモデルは当時、日本の輸入販売店からの購入でパーツリストや連絡先もありましたが修理は高価な気がしたのとやはり同じ樹脂ギアが届いても困るので何かカスタムパーツで良いものがないかと調べたところ、なんと海外に金属ギアが!ありました!
という事でオーダーして待つ事1ヶ月弱(いや本当に長かった)、、、
スチール製変速ギア届きました!
ついでにベアリングも日本メーカー製に交換!
ベアリングはプーラーが無かったのでプラハンマーで痛めないようそっとコンコンしながら打ち直します。
ギアは硬くなるので強度は上がりますがうるさくなりそうですが背に腹は変えられません。
主軸シャフトとのあたりを合わせながら最後にはグリスを充填して組み上げます。
ベアリングとの組み合わせ、ラジアルベアリングのボールと格闘しながら組み上げ、まずはここで綺麗にスルスル回転するか確認。
一次側変速ギアを組んでギアの当たりを見ます。
やはりギアノイズは大きくなりそうですがまずはサーッと綺麗に軽く回るのでひと安心です(涙
そして今回は追加でモーター直近のスパーギアもメタル製に交換しました。
という事で、完成写真撮り忘れて失礼しましたが、なんとか修理完了!
ビス増し締め含めて綺麗に組み直し、さらにベッドの蛇腹カバーも新品にしたので久々に綺麗な子になりました(笑
よくよく考えたら毎週末の過酷なトイガンカスタムでほとんど苦楽を共にしてたフライスちゃん。
そりゃガタガタにもなりますよね。
来年からは1年に一回、メンテしてやろうと思います!