中華メーカーのS&T。
トイガンなので今話題のファーウェイ、tiktokのようなスパイウェアは仕掛けられてませんがやはり4000年という歴史の国のものだけあってつくりは非常に頻雑です(汗
しかしながら完全なスチールプレスボディ、専用セパレートタイプメカボックスとかなり個性的で強烈な作りをしている電動ガンなので全部弄り直すという前提であれば良いベースガンでもあります。
それでもやはり実銃がローサイクルでドコドコした撃ち味のイメージなので普通の電動ガンの「ダラララララララ」みたいな使い方ではどうにも味気ない感じです(汗
GATE MERF3.2のようなFETサイクルコントローラー(ヨウスニクス取り扱い中)でフルオートサイクルの制御を入れるのも手ですが、それでもリコイル感があったら、、、と思うとなかなか悩みどころです。
ICSのグリスガンはモナカボディなのでリコイルウエイトはかなり大きいものが入りそうですがやはりリアルでないのは大きなマイナスポイント。
対してS&Tはプレス溶接ボディでスペースの制約がある分、メカボは吸排気系と駆動系にセパレートして分解組み立てするという完全な専用設計。
アルミダイキャスト製のダミーボルトは入ってますが複雑な形状で、内部のスライドシャフトは実銃と同じような構造で入っており、リアルですがダミーボルトが軽くて惜しい!ところです。
(このダミーボルトが鉄などでできていたら重量が稼げるリコイルカスタムは比較的楽に、、、)
メカは中華電動ガンなので非常に危ういパーツばかり、、、。
リコイルカスタム も兼ねて
ピストンは国産なのでちょっと高額ですがこの手の前半が樹脂のピストン、実はセクターギアとの耐衝撃性を考えても下手にメタルのラックギアより耐久性が高かったりします。
グリスガンの場合、タペットは下半分をカットしてDSG形状とする事で分解整備がやりやすくなります。
それにしても内部構造は実にハドソンモデルガン、ガスガンに似てます。
これ、ボディだけ使ってガスブロ化も比較的楽にできるのではと、、、
とりあえず内部シャフトを抜いてメカボが良い位置で固定されるか確認、、、
おっけーいける!
ダミーボルトはフリーとなり前後にシャカシャカ動きます。
そこで本来シャフトが通る箇所に肉厚合わせた真鍮パイプを追加していき、、、
ダミーボルトが軽いのなら追加で重くしてしまえ!
ということで!
はい!370gまでいきました!
あとはこのダミーボルトが持ってくれるのか、、、
リコイルユニット形式はAKMハードリコイルカスタムと同じヨウスニクスサスペンションシステムですのでメカボ自体は耐久性も抜群なはずです。
試運転では快調動作を確認!
本体重量が重いグリスガンですが400g弱のシステムウエイトですのでリコイル感はなかなかです。
こちらはしあわせ研究所のスピコンFETでサイクルコントロールを入れローサイクル化していますがやはりこのサイクル感が一番ですね(笑
ということで完成しましたので屋外へ!
千葉ホームフィールドへ持ち込みました。
見た目はS&T、スノーウルフ製のいわゆるARES派生型ですね。
ハドソンの時はHW樹脂製でスイベルにスリング掛けただけで接着剥がれたりしたなあ、、、としみじみとしつつ(このグリスガンは鉄ボディなので溶接スイベルでスリング掛けて振り回しても問題なしです)
ダミーボルトは実銃で言うオープンボルトに準じて発射直前の位置で固定してます。
そこからリコイル動作で前後すると言うシステムです。
ホップ調整は延長レバーが邪魔となるので前部のレバーを直接動作させてセットします。
リコイルで緩むかどうかの確認も、、、
ということで屋外試射!
弾道はもう、ひと通りカスタム調整した電動ガンですので普通に綺麗にまっすぐ飛びます(笑
リコイル感は、スチールボディですがしっかりリコイル感もあります。
メカボの構造上、後方打撃システムをあまり強烈にするとメカボケースへのダメージも強そうなのでそこまで強い設定にはしませんでしたが
まさにアラレちゃんに出てくる銃のような撃ち味、と言えば良いでしょうか(笑
やはりグリスガンはこうでないと、ですね!
番外編
ハドソンサプレッサー組み込みカスタム
バレルにかぶせるカスタムで、前方のスペースにフルオートトレーサー を入れると夜も楽しいグリスガンとなります。
こちらのサプレッサーはベトナム戦で陸軍特殊部隊SOGが使用したBELL製OSSサプレッサーという形のもので他に海軍特殊部隊SEALが使用したAMFサプレッサーというのもあり、やはり奥が深いですねえ、、、