溶接のお仕事⑦〜アーク溶接編③〜
今日も雪が降りましたね~。
こんな雪の中にも関わらず、W杯予選を戦って無事に(?)勝利したサッカー日本代表に
(若干の不安を抱きつつも・・・)熱い感動をもらいました。
さて今月は、前回のブログで(小さな声で)宣言したように
今まであんまり書けなかった、自分のやっているお仕事を紹介してみたいな~って思います。
それにはまず、「溶接のお仕事⑥~アーク溶接編②~」からの続きから始めようと思うのですが、
「~アーク溶接編②~」では、「アーク溶接」には、大きく分けて
①被覆アーク溶接②サブマージアーク溶接③炭酸ガスアーク溶接④MAG溶接⑤MIG溶接⑥TIG溶接
⑦プラズマ溶接の7つの種類があると書いたのですが、
(それぞれの詳しい説明は、~アーク溶接編②~を見てくださいね)
自分のやっている溶接は、その中の⑥TIG溶接になります。
TIG溶接とは、
融点の非常に高いタングステン棒からアークを出し、その熱で母材を溶かす溶接方法で、シールドガスを用いる。

↑
これが溶接4点セット
シールドガスとして、うちは「アルゴンガス」というものを使ってます。

↑
当社の「TIG 溶接機(パナソニック製)」

↑
溶接機にはこのような「トーチ」というパーツがあり、
このトーチの先端に、タングステン棒を取り付けるんです

↑
ちなみに、これが「タングステン棒」
アークは一般に強い紫外線や熱線を含む激しい光線を発するので、
職人は光線から目を守る為に、
↓このような「フェイスマスク」をかぶって作業します


↑
タングステンから「アーク」が出て、母材を溶かしてる瞬間です
その際に発せられる光線を直視してしまったら、目がチカチカして夜寝られなくなります

↑
母材を溶かしていくとこのような溶接跡が残るので、
最終的に製品として納品する際は、この溶接跡を処理します。
右手でこのトーチを扱い、場合によっては溶加材(溶接棒)を使う事もあるので、
その時は左手で溶接棒を添加しなければならなく両手を使うため、
熟練が必要であり比較的難易度は高いのですが、
高圧パイプや精密機器の溶接などに使われる事が多いです。
ちなみに、僕が使っている「TIG溶接機」はスイッチが「脚踏み式」なので、
両手左足を使って作業してるんです!!
個人的には、良いドラマーになれるんじゃないかと思うのですが・・・
次回はこのTIG溶接でどんな品物を作っているのか、
言える範囲で(?)紹介したいと思います
こんな雪の中にも関わらず、W杯予選を戦って無事に(?)勝利したサッカー日本代表に
(若干の不安を抱きつつも・・・)熱い感動をもらいました。
さて今月は、前回のブログで(小さな声で)宣言したように
今まであんまり書けなかった、自分のやっているお仕事を紹介してみたいな~って思います。
それにはまず、「溶接のお仕事⑥~アーク溶接編②~」からの続きから始めようと思うのですが、
「~アーク溶接編②~」では、「アーク溶接」には、大きく分けて
①被覆アーク溶接②サブマージアーク溶接③炭酸ガスアーク溶接④MAG溶接⑤MIG溶接⑥TIG溶接
⑦プラズマ溶接の7つの種類があると書いたのですが、
(それぞれの詳しい説明は、~アーク溶接編②~を見てくださいね)
自分のやっている溶接は、その中の⑥TIG溶接になります。
TIG溶接とは、
融点の非常に高いタングステン棒からアークを出し、その熱で母材を溶かす溶接方法で、シールドガスを用いる。

↑
これが溶接4点セット
シールドガスとして、うちは「アルゴンガス」というものを使ってます。

↑
当社の「TIG 溶接機(パナソニック製)」

↑
溶接機にはこのような「トーチ」というパーツがあり、
このトーチの先端に、タングステン棒を取り付けるんです

↑
ちなみに、これが「タングステン棒」
アークは一般に強い紫外線や熱線を含む激しい光線を発するので、
職人は光線から目を守る為に、
↓このような「フェイスマスク」をかぶって作業します


↑
タングステンから「アーク」が出て、母材を溶かしてる瞬間です
その際に発せられる光線を直視してしまったら、目がチカチカして夜寝られなくなります

↑
母材を溶かしていくとこのような溶接跡が残るので、
最終的に製品として納品する際は、この溶接跡を処理します。
右手でこのトーチを扱い、場合によっては溶加材(溶接棒)を使う事もあるので、
その時は左手で溶接棒を添加しなければならなく両手を使うため、
熟練が必要であり比較的難易度は高いのですが、
高圧パイプや精密機器の溶接などに使われる事が多いです。
ちなみに、僕が使っている「TIG溶接機」はスイッチが「脚踏み式」なので、
両手左足を使って作業してるんです!!
個人的には、良いドラマーになれるんじゃないかと思うのですが・・・
次回はこのTIG溶接でどんな品物を作っているのか、
言える範囲で(?)紹介したいと思います
