溶接職人JINの「ものづくり」放浪記 -262ページ目

途中経過④(研磨)

いや~
毎日本当に暑いです!!ショック!



さて、前回溶接までの工程が終わったので、
今回はその続きです。



溶接が上手いか、そうではないかは、溶接の「ビート」が大事だと書きました。



が、しかし!!



ステンレスの製品は、溶接後、表面処理をしなければ製品になりません。
ステンレスの表面処理は、酸洗処理・電解研磨処理など
用途によって様々な方法があるのですが、
今回は「バフ研磨仕上げ」という処理をします。





①まずは、このように「サンダー」を使って
溶接の「ビート」を取って行きます。





②全体的に「ビート」を取り終わると、
この時点で研磨専門の加工業社である
「三葉研磨工業所」さんへ持って行きます。



↓「バフ研磨」作業の様子





丸1日以上かけて、球体全体をピカピカにしてもらいます。
この研磨という加工も、「職人技」がキラリと光る
僕たち溶接職人にとって、無くてはならない技術なんですよ。






ちなみに、今回の球体の研磨では
相当作業が大変だったそうです・・・。
それなのに、いつも奇麗に仕上げてくれて感謝・感謝です。



研磨が終わると、ステンレス加工の部分の作業は終了。



いよいよ完成間近です!!