シーサドベンチ・シンポジウム②
今回「シーサイドベンチ・シンポジウム」には、
アーティストとして参加したのですが
「シーサイドベンチ・シンポジウム」事務局の方と
ベンチの製作を担当されました並木木材(株)さんから、
「木材だけでは製作が難しいベンチが何点かあるので、
ステンレスでフレームを製作していただけませんか?」という、
思いがけないご依頼がありまして・・・
途中から「スタッフ~」として参加する事になってしまいました(笑)。
そこで、製作のお手伝いさせていただいたベンチを紹介しますね。
まずは「nami nami」という作品です。

この作品は、木材を張り合わせて作ってあるので、
見た目ではステンレスが使われているのが分からないと思いますが、
ベンチのベースの部分の強度をもたせる為に、
ステンレスで、このような感じのベースを作らせていただきました。

1.5mmの板厚のステンレス板を張り合わせた構造で作ったのですが
全長で約5mある大きい作品である事と、
全体がカーブになっている形状なので、
きちんと強度がでるように、相当注意して製作しました。
何度も何度も強度を確認しながら製作したので、
このベースの状態でオトナが上に座っても凹まない、
しっかりとしたモノが出来たと思います。
そして次はこちら
「=1±1=」という作品です。

この作品は、座面がロープになっていて
真ん中の木の椅子が自由に動かせるのですが、
両側にあるシルバーのモノが、ステンレスで製作した部分です。

これは、「ステンレス角パイプ」を使用して製作したんですが、
角パイプの部分に座面の役割をするロープが通っていて、
そのロープを通す穴の形状が、製作する者にとって
技術的に「お主、なかなか厄介よの~」と思わず唸ってしまう
シロモノなんです(笑)。
表面仕上げに「バフ研磨仕上げ」という加工をしてますので、
このようにピカピカに光って見えるんですよ。
個人的には、木とステンレスは全然違う素材なのですが、
こうして横に並べてみると、お互いの質感が意外にマッチしているので、
とても面白い作品だと思います。
「ベンチ」という共通の題材なのに、
デザインによって全然違う作品になるんですよね。
今度、デザインしたアーティストさん達とお会い出来る
機会があるとの事なので、
デザインの事とか、作品の発想の事とか色々なお話をしてみたいですね。
結構、熱いトークになるんだろうな(笑)
アーティストとして参加したのですが
「シーサイドベンチ・シンポジウム」事務局の方と
ベンチの製作を担当されました並木木材(株)さんから、
「木材だけでは製作が難しいベンチが何点かあるので、
ステンレスでフレームを製作していただけませんか?」という、
思いがけないご依頼がありまして・・・
途中から「スタッフ~」として参加する事になってしまいました(笑)。
そこで、製作のお手伝いさせていただいたベンチを紹介しますね。
まずは「nami nami」という作品です。

この作品は、木材を張り合わせて作ってあるので、
見た目ではステンレスが使われているのが分からないと思いますが、
ベンチのベースの部分の強度をもたせる為に、
ステンレスで、このような感じのベースを作らせていただきました。

1.5mmの板厚のステンレス板を張り合わせた構造で作ったのですが
全長で約5mある大きい作品である事と、
全体がカーブになっている形状なので、
きちんと強度がでるように、相当注意して製作しました。
何度も何度も強度を確認しながら製作したので、
このベースの状態でオトナが上に座っても凹まない、
しっかりとしたモノが出来たと思います。
そして次はこちら
「=1±1=」という作品です。

この作品は、座面がロープになっていて
真ん中の木の椅子が自由に動かせるのですが、
両側にあるシルバーのモノが、ステンレスで製作した部分です。

これは、「ステンレス角パイプ」を使用して製作したんですが、
角パイプの部分に座面の役割をするロープが通っていて、
そのロープを通す穴の形状が、製作する者にとって
技術的に「お主、なかなか厄介よの~」と思わず唸ってしまう
シロモノなんです(笑)。
表面仕上げに「バフ研磨仕上げ」という加工をしてますので、
このようにピカピカに光って見えるんですよ。
個人的には、木とステンレスは全然違う素材なのですが、
こうして横に並べてみると、お互いの質感が意外にマッチしているので、
とても面白い作品だと思います。
「ベンチ」という共通の題材なのに、
デザインによって全然違う作品になるんですよね。
今度、デザインしたアーティストさん達とお会い出来る
機会があるとの事なので、
デザインの事とか、作品の発想の事とか色々なお話をしてみたいですね。
結構、熱いトークになるんだろうな(笑)