皆さん、こんばんは。

スペイン語通訳・翻訳者

宮崎博(みやざき ひろし)です。


日本語以外の言語を学ぶ時、
文法を勉強しますよね。

スペイン語は英語と違い義務教育での
授業がないので、英語のような簡単な
文法知識も持ち合わせてはいません。

だから最初に勉強する必要があるわけですが、
大事なのは、「さらっと」勉強する、
ということです。

分かりやすい例え話をしてみましょう。

あなたがテレビや洗濯機といった家電製品を
買ったとしましょう。

まさかあなたは説明書を全部読んでから
操作方法を全て頭に叩き込んでから
使うなんてことはしないですよね。

基本的な操作だけを確認し、あとは使っていく中で
わからないことがあった時のみ、調べますよね?

実はスペイン語もこれと同じです。
文法を勉強することは大切ですが、
全て完璧に理解してからスペイン語を
話すのはナンセンス、ということです。

スペイン語の文法も電化製品もこの点は
同じで変わりはありません。
基本的なことのみ確認し日々の生活の中で
「不明点が出てきた時のみ」確認する
というのが王道と言えるでしょう。

これはあなたが電化製品、特にスマホや
パソコンを使いこなせるようになる過程と
全く同じと言って良いでしょう。

そしてそのように「必要な時だけ」
「不明点がある時だけ」文法を確認するのが
もっとも正しいやり方と言えます。

いかがでしょうか?


宮崎 博