北海道の先住民族、アイヌ。
日本の貴重な文化であるアイヌ文化の復興・発展のための拠点となる「民族共生象徴空間」=愛称「ウポポイ」が、7月12日(日)北海道白老町の地にオープンしました。
このウポポイで使われる、アイヌの女性の宝物である首飾りの一部を作らせていただきました。
(※作製した首飾りは国立アイヌ民族博物館で展示されているものではありません。
ウポポイで行われている舞踊などのイベントで、衣裳の一つとして使われています。)
多種多様なガラス玉を連ねた首飾り(タマサイ)の下の端にペンダントトップのようにしてつける金属製の飾板です。
飾板付きの玉飾りのことを、アイヌ語で「シトキ」と呼ぶそうです。
シトキはアイヌの女性が祭りや儀式の時に身に着ける装飾品で、母から娘へと女性によって代々引き継がれてきた宝物です。
このような大切なものの製作に関わることができ大変光栄でした。
ちなみにウポポイとは、アイヌ語で「(大勢で)歌うこと」を意味するそうです。
なんだか言葉の響きが軽やかで良いですね。
長い歴史の中で紡がれてきたアイヌの言葉や暮らしや宗教観や文化を継承していくために私達ができることとは?
今回、アイヌの女性の大切な装身具である首飾りの飾板を作る機会をいただいたことで、私共も考えるきっかけになりました。
コロナ禍がおさまり自由に移動できるようになったら、ウポポイを訪れたいと思います。





