暮れに
という記事を書きました。
忙しくて、2017年後半は浴衣以降、
着物でお出かけできてなかったんで
2018年はたくさん着物でお出かけしたい。
久しぶりにお出かけした先は
横浜そごう美術館での催事でした！
着物友だちが誘ってくれて
至福のひとときを満喫。
やっぱりアンティーク着物
うっとり〜
見ていて飽きません。
池田重子さんのコレクション展は過去にも
東京で2回観てますが
開催地や季節、テーマでコーディネートや
展示が変わるので、何度行っても眼福
特にアンティークの夏ものの振袖が
絶対自分では着ない（着られない）もので
毎回毎回、ジーッと観察してしまう。
夏ものって、着ている回数が少ないからか
状態がすこぶるよいものが多い気がする。
江戸時代の反物を、平成になってから
仕立てたという一体が
とりわけ素晴らしかった……。
なにあの刺繍や金彩。
アンティーク着物で行こうか迷ったけど
今回はいただきものお下がりの昭和着物で。
黒×赤でカッコよすぎの一枚。
帯が難しくって……思い切って今回は
袋帯の変わり種を締めました。
普段着の小紋に、袋帯って
どうなんよ、と思う反面
この袋帯、吉祥文様とかではないし
逆に披露宴お招きいただいた時には
締められないのでね。
もうガンガン締めていこう！
ちょっとお洒落なお出かけにはええやろ。
格を気にして行く先じゃないし！！
着物は、ルールもたくさんあって
守った方がいいことも
たくさんあるけれども。
式典や披露宴といった
格式の高いハレの場や
礼儀作法遵守するべき場面でなきゃ
デニムにジャケット合わせる
カジュアルミックスもお洒落の１つなんだし
気にしすぎて着られないのは
もったいない！と
割り切るようになれました。
それに、15年前はよく遭遇した
お直しおば様や
着方指導監視員マダムとも
めっきり遭遇しなくなった。
わたしが成長できたからか、
いい年齢になって注意されなくなったからか、
はたまた、着物の着方やルール、
こだわりを強く持つ世代が減ったのか……。
着物のコレクション展だったから、
お着物の方もいらっしゃってて
（でも、東京よりは少なかったなぁ。
時間帯とか日付のせいかもだけど
会場見回して10%くらい？）
他の人の着こなしも勉強になって
楽しかった！
洋服でお出かけして、全く知らない方から
声をかけてまで装いを褒められるって
滅多に無いんです。
でも、お着物だと、けっこう普通に
おば様方やおばあちゃま方に
声をかけられます。
今回のコーディネートも
「あらー、粋ねー！
カッコいいわー！！」
と口々に褒められて、ご機嫌でした(笑)
これが粋なのかどうかはわかりませんが
帯、エジプトモチーフなんですよ
ホルスがハラにいるのー！
この位置で締めると
正面と、お太鼓（背中に背負う部分）だけ
見たらなんかシャンデリア？みたいだけど、
エジプト好きな人にだけ、わかるとゆー。
お着物だと、外出先でも
丁重に扱ってもらえる率が
とっても高いんですよね。
着物の格的にはド☆カジュアルでも、
それなりのレストランでいい席に案内されたり。
電車で席を譲られることもしばしば。
エスカレーターやエレベーターでも
優先してもらえたりして。
申し訳ない、元気です！
ありがたく受け取ります(笑)
自分で着られると、
万が一崩れても直せるから
お出かけ、怖くないですよ
一日中、心地よいです。
着物は道楽の側面も強いですが
なにも新品高級品を誂えなくても
身内のおさがりや、リサイクルも豊富。
あと着る人って知られるようになると、
高価な箪笥の肥やしが集まってきます(笑)
わたしも自前のお誂えの高価なものって
訪問着と、帯だけです。
もらいものばっかり。
その分、わたしは足袋はお誂えの
足にピッタリなものを奮発
……って言っても、2,000円とか
着慣れてくると、むしろ小物に凝りたくなる。
高価な帯締め（帯の真ん中に見える紐です）は
締めやすいんだ……全然違うんだもん……。
トータルコーディネートの中で
帯締めが1番高価なんてことも
もちろん、安価なものが
手持ちには多いけど。
凝れば青天井ですが、
骨董市やリサイクル、もらいもので
GU以下で100％シルクを纏って
お洒落楽しめる魔法みたいなファッション。
もっと着物仲間も増やしたいです！
企画しちゃおっかなー！！！
迷った時の教科書
ねこチャンネル