今日は趣味のことを少し。



わたしの趣味、好きなことのひとつに
着物があります。

お正月に着物を着ること、
オススメしますー!
着物デビュー、しませんか?



気付いた時には着物、浴衣が大好きで、
夏におばあちゃんに浴衣を着せてもらうのが
楽しみで楽しみで仕方なかったの。


浴衣を着る時って、夏祭りに出かけられる時で
お祭りの夜更かしや、屋台の賑やかさ、
お神輿や花火の興奮といった
楽しい記憶と強くリンクしてたこと。


普段と違う装いで、ハレ感が刺激的で
洋服だと着ないような華やかな色柄が
嬉しかったこと。


大好きなおばあちゃんに着せてもらって、
たった一枚の布が、しゅるしゅると紐や
帯で衣装になる不思議な感覚。


そんなことが理由かなって。


そう、着物は、「思い出」と強くリンクする。
普段、晴れ着じゃない着物もよく着るけど
着物で過ごした日のことは
とてもよく思い出せます。
普通の日常でも。
スーパーで何買ったかとかまで(笑)


中学生になる頃には、浴衣は自分で
着られるようになっていて
高校生の時に、おばあちゃんに習って
襦袢(着物の下に着るもの)や浴衣を
ミシンで縫ったりするようになり、
大学生になって骨董市でアンティーク着物が
激安で買える環境になったもんだから
授業やバイトがない時には着物で過ごすまでに
どハマりしてました。


着付け教室に通うんでなく、
おばあちゃんに習った浴衣の着方を
頼りに、本やネットで見よう見まね。

リサイクル着物のお店の方と
常連のお客様方が母親の世代で、
まだ当時、大学生で着る人が少なかったから
めちゃくちゃ可愛がってもらって
いろいろそこで教えてもらって覚えました。


着物って、ハードル高いイメージが
世の中にはあるけど……
難しい、高い、着る機会がない……
わたしはそういうのぜーんぶすっ飛ばして
しまえたの。



着物の魅力は、着物そのものもだけど
着る仲間ってコミュニティとか
知らない人同士でも「着物好き」な
共通点での親近感がとても強いことにある
気がする。
ほかの趣味ももちろん同じだけど、
いっそう強い。
装いですぐにハマり具合がわかるからかな?


世代を超えるのもいい。



わたしが着物趣味で得たのは、

歳が親ほど離れた人と
20歳そこそこで初めて「仲間」になれたこと。

そこで歳上の女性に教え、見守られ、
可愛がられることのありがたさや
関わり方を学べたな。


それからもう一つ。
着物で身体感覚が磨けた気がする。

というのは、成人式で着物を着ても、
着物好きになれない、
ひどい時には嫌いになる理由が
「苦しい」「動きにくい」なんですよね。


成人式前から、自分で試行錯誤して
着ていたのですごくわかる。

式典などの礼装を、他人が着付けるとき
「写真映り」を優先すると
めっちゃ苦しくなる!!

動くための着付けと、
見栄え優先の着付けは違う!!!

また、着付け師さん自身が、
お着物を着なくなってるから
資格試験で習った「マニュアル通り」の
見栄えがよい着付けをするので
身体に合わない締め方や着付けを
されてしまう確率が高い。

※一応、補足しますと着付け師さんの
問題だけじゃなくて、
着る側が着慣れてないから
着崩れない所作がわからない、
着崩れた時に直せないことも
原因だと思います。
せっかく着付けて、崩れて直せなかったら
着付けの後の長い1日で
途方に暮れてしまうでしょう?

だから、着付け師さんたちは
「絶対着崩れない」を優先せざるを得ないはず。
となると、ぎゅっとキツく締めておくのが一番。


自分で着ると、着物ってすごい楽なの。
布をまとってるだけだから。
型に切った既成のパターンの中に
体を詰め込む必要ゼロなんだもの。

着付けの紐の位置ひとつとっても、
自分が苦しくない、痛くない、
心地よい位置でつけて結べる。


左右対称にまとっていく着物は、
中心線も着ながら体感していくことになる。

慣れると鏡を見ずに、感覚で着られるの。
それは、自分の中心線、
生地が触れる感覚、
紐や帯が締まる感覚で
「ここ」ってわかるからなんです。


スポーツ習得にも似てると思う。

ファッションだから、
似合う似合わないも感じてくる。
好きな色、心がときめく柄模様。
絹のしっとりした心地よさ、
綿のほっこりした温かさ、
麻のしゃりっとした涼しさ。


自分が心地よい感覚が、
動きやすいあんばいが、
自然と「わかる」ようになる。


姿勢もよくなるよ!(笑)
真っ直ぐな感覚がわかるから。
着物の時だけ、シャキッと背筋伸びてて
疲れないのよ。


所作もゆっくりになります。
やたらバタバタしたわたしですらそうなので!

動きやすくて、心地よい動作にしようと
自然とそうなる感じ。
オンナらしさが、勝手に出てくる気がします。



{58A41D56-1907-4559-AF0C-961A57A2400D}





お正月、着物を着るチャンスですちゅー


{A78607EE-EDBD-4A92-926A-0815190880A9}



親の箪笥を覗いてみれば、
きっと数枚は眠ってるはずキラキラ



お着物仲間になりませんか?






余談。
着付けてもらう時、オススメなのは
繁華街の、着物で接客するクラブが近い
美容室です。


都内なら、銀座・新橋、
あと浅草、日本橋あたりとか。


夜のお店の方が着付け、ヘアメイクで
使う美容室の着付け師さんは
「写真映り」より
接客の「動きやすさ」を優先して
着付け慣れてる!!


あとは着付け師さん自身も
着物を着る方がいいですよーグッ






クリスマスツリー年末年始休暇門松
2017.12.20.〜2018.01.03.
ブログ&LINE@はお休みをして
2018年のステージ作りに充てます。



PCねこチャンネルPC