子供はなぜ「親を理想化」してしまうのか | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

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心理セラピーでよく問題になるのか

本人自身が極端に「親を理想化」して

問題を複雑化しているケースが多々あります。

 

 

自分は家族に何も問題がなかった

父も母も私をいい学校に入れてくれた

何不自由なく生きてきた

なのになぜこんなにも人生が苦しいのか

この苦しみを明らかにしたい

 

 

というわけなのですが、

よくよく話しを聞いてみると

全く本人の言うことに現実味がありません。

 

 

それもそのはず

両親とも本人のことは全く関心が

なかったりします。

 

 

でも本人の脳内ではなぜか

理想的な母親と父親に誤変換されて

理想の家族に仕上がってしまっています。

 

 

これはどうしたものか

と思いますが

実はこういうケースは非常に多いのです。

 

 

この理想化はかなり問題が拗れて

重症化している場合が多く

本人は無自覚なまま大人になっていますから

対人関係で揉め事は絶えません。

 

 

誕生日を知らない女の子

という本にも書かれているのですが、

 

 

虐待児の女児が

ひどい目に合わされても

母親のことを

「お母しゃんは女神様」

と言って保護施設から戻ろうとします。

 

 

家に戻れば暴力とネグレクトが続き

悲惨な状態になって施設に戻りますが

それでも生みの母に対する思慕は強く

 

 

どんなにひどい目に合わされても

母親への愛に執着するあまり

理想の母親に記憶をすり替えてしまう

 

 

とても悲しいことですが

それくらい子供は親を愛しています。

 

 

親に嫌われ愛されないという現実を

絶対に直視したくないから

すり替えてしまいます。

 

 

しかし

本人自身はこれを絶対に認めたくないし

すり替えていることにも気づきません。

 

 

大人になってもこの状態は

継続されてしまうので

人間関係に投影されて

常に問題が起き続けてしまうのです。

 

 

この理想化の心理について

今回動画を撮ってみましたので

よかったらご覧ください。

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理想化の問題に気づいたら解決は可能です。愛着の問題解決には人によって癒されることが一番の早道。

 

 

ではではまた。ビックリマーク

 

 

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ではではまた。

 

 

 

 

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