1ヶ月ぶりの新動画リリースしました。
2023.2月の
大阪リトリーブ応用コースの
講座内でのお話しで、
漫画家のあらいぴろよさんの本を
紹介しています。
私がこの本に注目したのは3点あります。
1.毒親・虐待家庭の悲惨さと
その子供の苦しみと痛み
2.虐待が連鎖してしまうメカニズム
3.本当の怒りを認識して受け入れること
この本の素晴らしいところは、
幼少期から毒親で共依存夫婦に
苦しめられてきた著者が、
自分の結婚と子育てを通して、
虐待連鎖に悩み苦しみ、
やがてその怒りの本丸に気づいて
解決していくところです。
この漫画すごくいいのですよ。
だからみなさんにおすすめしたくて。
●1巻 虐待父がようやく死んだ
●2巻 母が女だとわかったら、
虐待連鎖からようやく抜けた
昨日のライブ配信でもお話しした通り
わかりやすい自己愛の人には
怒りを感じやすいのですが
その影に隠れたほんとうの怒りは
実は母親に対するものでした。
人はほんとうの怒りには気づかないものです。
そして知って欲しいのが
怒りの置き換えという
心理メカニズム。
本当に怒りを感じているのに
怖くてその相手に逆らえない人には
怒りを感じていても出せないので
自分よりも弱い人間や
自分にとって危害を加える可能性のない
弱くて優しい人はターゲットになり
関係のない怒りを吐き出されてしまう。
つまり感情のゴミ箱にされる
ということです。
いじめの問題と虐待の問題
パワハラやモラハラなども
この怒りの置き換えが起きていて
本人自身も無意識にイライラしてしまい
優しい相手にこそぶつけてしまう
という状況になりがちです。
そうすると
大事な人間関係を失ってしまう
ということにもなりかねません。
弱い人間ほどターゲットになってしまう
この漫画本は主人公のぴろよさんが
この自分の心の中に隠された
ほんとうの怒りに気づいたからこそ
解決することができたわけです。
なかなかこうはいかないのですよね。
彼女が自分の家族を大事にして
愛しているからこそ向き合った結果です。
本当に素晴らしいと思います。
ということで
新作動画はこちらからご覧ください。
ではではまた。
(※協会の電話から直接は受け付けておりません)