いじめ・嫉妬・意地悪という心の仕組み | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

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みなさん、こんにちは。

 

リトリーブサイコセラピー  ® 心理セラピーで
心の悩みや問題を根本から解決する
心理セラピスト (サイコセラピスト)
カズ姐さん 
こと 大鶴和江です。

 

 

いよいよスタートしました!

仙台にて開催される最終コース、

東北リトリーブサイコセラピー基礎コース!


会場設営終えたアシスタント・修行僧たち

 

 

10日間のドラマがスタートします。

楽しみですね。( ̄▽ ̄)

 

 

さてさて、今日はこの心理テーマについてお話します。

いじめ・嫉妬・意地悪という心の仕組み

 

 

みなさんは陰湿な嫌がらせを受けたり

嫉妬や妬みでイヤミを言われたり

SNSでわざわざ書き込みされたり、

事実無根の風評を流されたり、

そんな経験は誰にでもあると思います。

 

 

そんなとき、

人は自分を被害者という立場にすると

なぜそんなことを言うのだろう?、

どうしてそんなことをするのだろう?

と思いがちなのですが、、

 

 

一歩進んでちょっと立場を変えてこう考えてみます。

相手のなかでいったい

いま何が起こっているんだろう?と。。

 

 

そう、何か?が起きているんです。

しかしこれは何も特別なことではありません。

 

 

この嫉妬や妬みやいじめや意地悪などなど、

これって特定の誰かだけにあることではなく

私たちの誰にでもある感情なんです。(゚∀゚)

 

 

それは人間だから。

感情というものを持つ生き物だから。

 

 

感情は犬にもあります。

 

 

たとえばある家族が2匹犬を飼っていて

2頭目の子がまだやんちゃで手がかかるけど

まだ子犬だからみんな家族がこの子を可愛がる。

 

 

すると陰で、もう1頭の子がストレスで

2頭目の子犬を嫌がらせしていじめたりします。

 

 

犬猫でも嫉妬やいじわるをするんです。

犬猫は人間のように表裏はないので

素直で正直に行動します。(笑)

 

 

人間は悪意を隠して振る舞うことができる、

その違いくらいだと思います。

 

 

私たちは人間である以上、

良心も悪心も両方持っている、という

前提で人間関係を築くのが楽ですよ。

 

 

相手の中に腹黒さを発見したとしても

特段心が動くこともなく反応が少なくなります。

 

 

ところで、最近

サイコパスという特殊なパーソナリティの事が

よく問題になっていますね。

 

 

サイコパスとはまったく人の痛みに共感できず

搾取したり、良心がなく、平気でうそをつき、

他人を貶めたり痛めつけることになんの罪悪感も感じない、

肥大した自尊心と過大な自己評価ゆえに

他者との関わりが持てなくて孤立しがちという

人物像ですが、個人差もあります。

 

 

私は自己愛性パーソナリティ障害と

反社会性パーソナリティ障害と

妄想性パーソナリティ障害、

この3つが強烈に組み合わさった場合

このサイコパスという状態になると定義しています。

 

 

相模原市の障碍者施設で起こった殺人事件、

これもサイコパスという人格障害者が起こした

事件だと言われていますが、

 

 

サイコパスはなにも

特定の人だけに起こるものではなく、

私たちもその要素を持っています。

 

 

犯人はなぜ

弱い者を社会から排除しようとするのか?

 

 

私はこう思います。

 

 

犯人は

自分の弱さを隠したい。

自分の弱さを認めたくない。

自分の弱さを徹底的に否定し拒絶する。

 

 

だから他人の中に弱さを見つけると

それを徹底的に否定し排除したくなる。

 

 

ほんとは自分の無力感や無価値観なのに

他人の弱さの中にそれを見つけては否定し

嫌がらせやいじめという形で陰湿な行為を行う。

 

 

相模原事件の犯人はその証拠に

大きな入れ墨を掘っては

自分という存在を誇大に見せようとしていました。

 

 

それは自分という存在の希薄さや

自分を認められない無価値な自分というものを

無意識の根底では感じているのですが、

それを認めたくなくて徹底的に否定するために、

 

 

王様のような誇大妄想的なセルフイメージを作り上げ

自分の中にある弱さを否定したいがために

他者とくに自分より弱い者を圧倒することで

オレは素晴らしい!私は素晴らしい!と思う。

 

 

他者を否定し他者に勝利することで

私は特別な人間だと自己肯定できる。

 

 

とくに他者よりも常に勝っていれば

自分という人間は生きる価値があるのだ、と

無意識に感じて他者をこきおろす傾向があれば

その要素はかなり強いとみていいと思います。

 

 

それは口に出す、か出さないか?

というレベルの話しではありません。

 

 

口に出さないけど、

あいつがいなければ私は、、、

と思っている方が問題が大きいのです。

 

 

要するに見た目は華やかキラキラ、でも

心の中は真っ黒けという状態。

 

 

相模原事件の事が特殊なことのように

思いがちですが、誰しも自分の中に

このサイコパスの要素はあるのだと思った方がいい。

 

 

人間だれしもシロもればクロもあるのです。

 

 

問題は自分の中の黒を

黒はない!と認めないこと。

 

 

近所の悪口から嫁姑のいじめや学校のいじめ

パワハラやモラハラや陰湿な噂や風評を流す人

これらも根本はまったく同じなんですね。

 

 

自分の中の淋しさや悲しみや怒りやみじめさ、

それらが自分の中にあることを否定して

他人に投影しては他人を否定し排除しようとする。

 

 

それって自己否定なんですよ。

 

 

いじめや嫌がらせの根本にはかならず

無価値感や淋しさや悲しみがある。

 

 

本当は誰かに愛してほしいのに、

本当は誰かに認めてほしいのに、

その淋しさや悲しみを自己否定して認められない。

 

 

そんな自分を認めてしまったら

負けになる、生きる価値がないと感じてしまう、

だから弱い人間を抹殺したくなる。

 

 

弱い人間を見るとイライラする。

それは自分の弱さの投影。

 

 

自分の弱さを肯定できない弱さ。

 

 

いじめや嫌がらせをする人ほど弱い人間だ、と

よく言われるのは本当の話しです。

 

 

だから、もし、

自分の中にも弱さがあると認められたら

他人の弱さを見つけても許せるようになります。

 

 

向かうべきは他人ではなく自分の心。

 

 

自分の中の弱さや怒りや腹黒さ、

淋しさや孤独感や悲しみ、無価値感、

それらを正面から受け止められる人間こそが強い。

 

 

それらの感情にフタをして否定することが

積もり積もると犯罪にまで進んでしまう可能性を

今回の事件は警告しているのだと感じました。

 

 

犯罪者になるかならないか?は紙一重。

私たちの中にサイコパスの芽は潜んでいます。

 

 

ではではまた。

 

 

 

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