自立することは孤独になることではない | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

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リトリーブサイコセラピー・心理系YouTuber カズ姐さんのブログ

みなさん、こんにちは。



福岡を拠点に全国5か所
沖縄・東京・仙台・大阪を飛び回る
NLP 心理カウンセラー・セラピストの
カズ姐さんです。




今日は心理のお話し。
「自立と孤独は違う」ということ。



ずっと誰かのお世話をしていて
この人には私がいないとダメになるから
家族の元から離れられない、、、



あるいは、



自立して自分ひとりで立っていくのが怖くて
ずっと家族が嫌いでたまらないのに
家族の元から離れることができない、、、



あるいは、



暴力を振るわれ支配されているのに
別れられなくて経済的な事や子供を理由に
別れるという選択が怖くてできずに
結局相手にしがみついている、、、



心理セラピーでよく扱うこれらのケースは
いずれも解決までに時間を要する
困難なケースとして扱われています。



なぜか?というと
良くなることを目的としているのも関わらず
本人の心の中で何がいったい良い状態なのか?
がほとんど分かっていないからです。



え?別に離れればいいじゃん!



そう思うかもしれないのですが、
そうやって離れようとすればするほど
じつは本人の中でものすごい葛藤が起き、
絶望感という苦しみの中であがくことになります。



離れることを解決の目標にしてしまうと
離れることによって二次的に得ていた
本人にとっての生命線を失うことになります。



その生命線というものは
誰かにしがみついていることで
得られているる安心感だったり、
つながっているという安心感だったり
ここでも愛着の問題がからんでいます。

愛着障害関連記事はこちら



愛着問題を抱えていると
見捨てられ不安が根底にあるから
人に依存したくなるという特徴があります。



だから行動レベルでムリヤリ離れると
絶望感や無価値観や空虚感を抱えて
うつろに人を求め、しがみつき、
離れると死にたくなるということを
繰り返していきます。



あんなに嫌いな母親から離れたいと思って
やっとひとり暮らしを始めたのに
孤独感と切り離された感覚が怖くて
また支配してくるような男性に溺れたり、
母性的なお世話型の女性にしがみついたり、
自分を損なうような過食や飲酒に走ったり、
ますます不安定な状況になっていきます。



この問題は行動レベルでは
解決できない深い問題なのです。



そして、ここで問題になるのは、
相手が問題なのではない、ということ。



よく言われるのが
相手が変わってくれさえすれば、、
私は今よりずっと楽になれるのに、と。。。




はい、それはムリです!
まずはあきらめてください。



違うんですよ。



問題なのはそんな
あなたを大事にしてくれない相手と
ずっと居続けるあなた自身が
いったい何をしているのか?
ということなのですよ。



そこにまず気が付いてください。



大事にしてくれない相手を選んで
側から離れないのはあなた自身なのです。



もしこの問題が離れることが解決目標ならば
離れないことであなたが何を得ているのか?
の方がずっと大事なのです。



当然、心の中で嫌いながらも離れないのは
相手といることで安心を密かに得ているから
ということになるでしょう。



だったらその部分に
徹底的に向き合うことが
何よりも大事ではないでしょうか。



あなたの得ている安心安全は決して
あなたを守っているものではない、
むしろあなたを傷つけていることに
他ならないのですから。



あなたが自分自身を傷つけている。
その事実に正面から向き合う。

これが大事です。



ええ、しんどいですよ。
正直しんどいと思います。



でも幸せになりたい、自由になりたい
お世話をしていく人生はいや
私の感じるままに生きていきたい
幸せな恋愛や結婚をしたい
仕事も成功させたいと思うのなら、
自分の中の真っ黒に向き合うしかないわけです。



苦しみは通過点ですから
ずっと続くわけではありません。



心理セラピーとはそうやって
自分の黒い部分を受け入れるために、そして
真の自分に統合していくためにあります。




そして、さらに言えば、、、


自立することは孤独になることだと
悲観している人が多いのですが、
私もかつてそう思い込んでいましたが、、、



まったく違います。むしろ
真に自立している人は自由です。



人に依存することもなく、
人につながりを求めてSNS中毒にもならない
〈むしろ情報発信が減ります〉


ひとりの時間を楽しみ、
距離は離れていてもいつでも
他人や家族とのつながりを感じているから
誰とでも適度な距離を保つことができる


相手の時間も尊重できて、
自分ひとりの時間も大事にできる
甘えたいときは人に甘えることもできる。



だから真の意味での自立をすることは、
むしろ孤独感は感じないはずなんです。



自立イコール孤独になること
と考えているから怖くなるんですね。



私もその昔、若いころは相手と離れることは
孤独になることだと思い込んで、
ズルズルとイヤな人と別れずにいたのですが、
別れなかったのは孤独を感じることがイヤで
怖かったためだったのだとわかりました。



今はひとりでも幸せを感じられるし
誰かといても幸せであると感じます。



自分はひとりじゃない
いつも誰かとつながっている
見えない絆を感じられる人がいる

そう実感しています。



真の自立とは他者との関係性に
左右されることなく、
自分自身が満たされていること。



そういう境地にいると
ひとりの時間も楽しめるし
孤独にはならないですよ。



ではではまた(^_-)-☆




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