レディアント・サーガ  序章 創生される世界 【第11幕】 | 幽玲の妄想ふぁんたじあ

幽玲の妄想ふぁんたじあ

しょーもない話と少しずつの小説をお送りする妄想世界をご堪能あれ


第11幕




 ボルとベストラは薄暗い洞窟の中で永遠の愛を誓い合った。やがてそれは現実の形となった。3人の子が生まれたのだ。2人はその子達をそれぞれオーディン、ヴィリ、ヴェーと名付けた。

 ボルとベストラ、そして3人の子達は、冷徹なニヴルヘイムの環境にあっても幸せで温かい家庭を営んでいた。しかし、そのような生活は長くは続かなかった。

 飲み水を汲みにギンヌンガガップの溝へ行く役目はボルが負っていた。その日もいつものように汲みに行っていたボルは、巨大な体躯を持つ集団が近付いてくることに気付いた。それはムスペルヘイムで暴れ回っていた巨人族であった。



つづく