中華街訪問の後編、最後の回である。


前編は↓


中編は↓


中華街で食事を終えた後は、マニラの中華街には似つかわしくない綺麗なお店に入ってみた。


ここはレストランとお菓子を中心に販売しているお店の複合的。


中華のデザートで定番の月餅などあり。


今回はホピアを購入。中がカスタードクリームの珍しいタイプをこうしたがとても美味しかった。


↓は消防車。なぜかこのエリアの消防車は紫色。消防隊員も紫色のシャツを着ていた。


マニラ中華街といえばビノンド教会。

赤色のラインが特徴的な歴史ある教会である。

もともとは1596年にこのエリアに住む中国人の為に建てられた教会である。


マニラの中華街はこのように教会がいくつかあり、そのあたりが日本の中華街とは異なるマニラの中華街の特徴である。


ビノンド教会の前には広場がありロレンソ・ルイスの像が立っている。

ロレンソ・ルイスはビノンド教会にいた中国系フィリピン人であり現在は聖人とされている。


実は彼はフィリピン人で初めて日本を訪問した人物と言われている。

しかし時はキリスト教が禁止されていた江戸時代。長崎で捕まったロレンソは拷問にあいながら棄教を命じられるが、それを拒否しキリスト教を信じ続けた。

結局彼は長崎で命を落としたがフィリピンでは今も非常に崇められているのだ。


中華街には↓のような面白いお店が多い。


ローカルチックな中華の食材店も。


まだまだ面白い発見がたくさんありそうなマニラの中華街。またそのうち再訪してみよう。