以前娘のサッカーに関連してベルマーレの事を書いた事があったが、今回はそのベルマーレについてもう少し深掘りしてみたい。


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湘南ベルマーレ、現在J1リーグに所属するサッカーチームとして知られている。


まず最初に伝えておかないといけないのがこのたび浮島敏監督が退任して後任に山口智新監督が就任した事だ。


詳細は不明だが、どうやら成績不振による解任ではなく、責任を感じて自ら辞任したようである。


確かに現時点で降格圏に近い15位にはいるが、現在の戦力ではよくやっているなというのが個人的な印象なので浮島監督の辞任は残念だが、残りのリーグ戦、山口監督によってなんとか残留を勝ち取ってもらいたい。


さて湘南ベルマーレはJリーグ開幕の翌年の1994年にJリーグに加盟しており、Jリーグのチームとしての歴史としては川崎フロンターレやセレッソ大阪、柏レイソルなどよりも古い。

ただし当時は地域名をチーム名に冠する事が出来ず必ず都市名を入れる必要があった為、ベルマーレ平塚という名称であった。


そんな湘南ベルマーレだが過去には中田英寿をはじめ遠藤航など日本代表に何人も選手を送りだしていた。しかし1999年にメインスポンサーが経営再建のためスポンサーを撤退したのに伴い、主力選手を放出せざるを得ず、結果その年にリーグ最下位となりJ2に降格してしまった。


そこから長くJ2に留まっていたが2010年に久しぶりにJ1に復帰。ただしその後もJ1とJ2をいったりきたりするいわゆるエレベータークラブであった。

2018年にJ1に復帰するとなんとその年のJリーグカップを優勝し久しぶりにタイトルを獲得する。


さて2019年だがこの年に我が娘がベルマーレのマニラ校に入ることになるのだが、その時から私も湘南ベルマーレの事を今まで以上に注目する様になった。


2019年は当時の曹貴裁監督によるパワハラ問題で、これまでのベルマーレ史上最長の8年間率いていた曹監督が辞任し大きな動揺が起きた。この時後任の監督になったのが今回辞任した浮島さんだ。


パワハラ問題による混乱の中思うように勝てなくなったベルマーレはこの年のリーグ戦を16位に終わる。


16位はその年のレギュレーションでJ1参入プレーオフを戦うことになったが、徳島ヴォルティスと引き分け規定によりなんとかJ1に残留することができた。


翌2020年のリーグ戦は18位と最下位に終わってしまったが、この年はコロナ禍による各試合の公平性が保てなかったこともあり降格チームなしという特例により、この年も運良く降格をまぬがれた。


巻き返しをはかりたいベルマーレだが、2020年のオフに主力選手であった齊藤未月選手と鈴木冬一選手が海外に移籍。


しかも前年降格がなかった一方でJ2からの昇格があったことにより2021年はこれまでより2チーム多い20チームでの戦いになり、下位4チームが降格するという非常に厳しいものとなった。


このような状況のためリーグ開始前に多くの識者が予測した降格チームにベルマーレは入っていた。


しかーし、降格圏の17位と勝ち点差は少ないものの今だに15位と降格圏外で踏ん張っている。


残すは11試合。ここまでくるとどの試合も大事になってくるが、お金がないチームでもJ1に留まり続ける事ができることを証明して欲しい。


頑張れ湘南ベルマーレ!