『また明日とか!』 -9ページ目

『また明日とか!』

エロゲのレビューを書こう、そう思っていた時期が私にもありました

評価:B+


普通
面白くもないし、かといってつまらなくもない
つまり普通


とりあえずあらすじ
「 ――取り返しのつかないものなどない。 
 人は、どんな場所からでも幸せになれる――」
世界には、「魔女」と呼ばれる少女達がいる。

現実を変えてしまうほどの強い願いから、
周囲に災いをもたらす奇妙な「体質」を持つようになった存在。

とある脳機能の異常が原因と言われる「魔女」は、
この数年来で急速に増加し、少しずつ社会に招きつつあった。

主人公は、そんな4人の「魔女」達と暮らす「保護監督官」の青年。
「魔女」として社会から追われた少女達を見守り、支えていく。

傷ついた少女達を新しい人生へと導くため、
そして、彼自身の過去に眠る「真実」へと辿り着くために……。

『――これは、妄執に呑み込まれ、
 人生につまずいた少女達の、祈りと再生の物語――』

『グリムガーデンの少女…公式HPより引用』



あらすじにある通りに、ストレスや精神的苦痛等により、脳機能に異常をきたし、グリムという異能を発現した少女、その能力の暴走を制御させる訓練をさせ、彼女たちを更生させるため、そしてもう一つの野望という目的を有している主人公といった設定なのですが、どこかで似たような設定を見たような…?いや、あれはファンタジーじゃなかったけど。

プレイしているときにこれ、あかべぇ系列、どちらかというと暁WORKSよりっぽいとずっと内心思っていました。そんなCOSMIC CUTEの第二作目。


あかべぇそふとつぅってもしかしてシナリオライター全員に『車輪の国、向日葵の少女』を半強制プレイさせてない?


入社条件の備考に「車輪の国、向日葵の少女をプレイ済みであること」みたいな。流石にそれはないけど。

異能モノ…と聞いてまず連想するのは、熱くて、暑く、ドキドキハラハラさせてくれるような戦闘描写だと思うのですが、そんなものはない
能力を発現してしまい、その能力の制御訓練がある意味で軸となっており、能力者は世間からは異端扱い、存在を疎まれているためにヒロインが能力を使用しようとすると監察官に止められるためそこでも戦闘はなし。

主人公は異能を有していない為、若干空気になりがちで、ファンタジー系統では頼りがいがあまりないです…。ピークは自ら自分の指を折るとこまでだったな…。基本的に、主人公が教師ポジションという立ち位置のために、積極性説教系干渉型主人公に成り果てててウザかったです。あといつの間にかヒロインの好感度MAXすぎて笑った。でもなんだかんだカッコいい。カッコいいけど、ここぞという時に決めれない主人公は駄目です。爽快感がない。シナリオもそうですが、物事において上手くいったとしても、何かその展開がご都合主義のような押し付け的勢いがあったり、形容し難い嫌な後味の悪さがある。1√を終えたごとに金をドブに捨てているような感情がドバーっと胸に押し寄せてくる。なんだこれ、B+評価にした割に酷評レビューすぎるぞ

Trueエンドという概念があるのですが、ネタバレになっちゃうため記述しません。ただ、ルート固定は存在しています。


こういう系統のエロゲをプレイしたことがない方は面白いと感じそうなんですけど、
まず何より損しているのは「絵」なんじゃないかな…。
ライトノベル然り、美少女ゲーム然り、まず初めに見るのは絵。第一印象って大事。
少なくとも何の情報もなく、「グリムガーデンの少女」のパケ絵を見たときに買おうとは思わないわけです。万人受けする絵じゃありませんし。あと重要な描写でのCG使い回しが悪いがNO

やはり、Twitter等のSNSを使ったネットでの広報活動が大事なんじゃないかな。序盤は面白かったから体験版詐欺できますしね。まどそふとのTwitterでの広報を見習え!TLの殆どを埋めるため、死ねと内心思いつつフォローを外したレベル!もう二度と関わりたくない!絶対に関わらないで!死んで!





OPが非常によかったため、添付しておきます

PVを見たときは異能なしの戦闘モノかと予測していたが、プレイをしてみると普通にファンタジーだったからやはり体験版をプレイしておくべきだった

主人公は最強系主人公の部類に入るとは思うが、『魔法科高校の劣等生』のお兄様や『暁の護衛』シリーズの朝霧海斗みたいな負け知らず的強さではない。√によって、満身創痍の負荷を負ったりもする、主人公は一応にも能力を有しているが、その能力の名称や効果など明示されるのだが終盤の終盤でその能力も勿体ぶって出てきたくせに、完全に 既存の某アニメで見たような、それもピンポイントなアレな能力でした

基本的に箱庭で、時々復讐のための議論や準備の為に外出するが、それも盛り上がりに欠け、マウスをクリックするだけの簡単な作業ゲーに成り下がっていた、こいつら引きこもり精神、無職の才能が開花しているのか自分たちの楽園()が本当に大好きですぐに撤退するんだもん、中破すらしていないのにな



あかべぇ系列の作品はこういった手法が多いのか、体験版部分だけ面白いという、所謂体験版詐欺と言っても過言ではないモノが多い。起承転結の結が納得の行かないゲームはあかべぇ系列だけではないが、特にこのメーカー系列は多い気がする。

ライターは異能ナシの戦闘モノの方が輝けると思う 主人公は基本、能力は使わずに体術や銃器を多様しており、その体術の描写がよかった
次回作はそれを期待

朔√のラストはどうしてああなったとしか言いようがない。裏ラスボスが登場する展開ってのはいつ見ても、つまらないものだ。


音無朔、赤人珠緒、鷹崎エル、桂木 空子と個別√は4つに分岐されており、√開放システムが備わっている。後者3人を攻略しないと、朔√、すなわちTRUEエンド(?)に行くことができない。ただ一つ言わせてもらいたいのがシナリオゲーに括るならば、基本的に一本道にしてもらいたい、「なんで朔√のラスボスだけあんなに強いんだよ、お前、他の三√の扱い散々だったじゃねーか」という野暮な指摘が発生してしまうからです




自分の意志や野望を宿しており、ユーモアもある主人公で好感が持てたが、個人的に成田真理には残酷かつ無惨に復讐を果たし、完遂して欲しかった。ちょっと多弁すぎるし、寄り道の方が主となっている。

評価:B
詠唱がない。やり直し。

相変わらず、正田崇氏のゲームはプレイしていて、スゲー疲れる…
文章が読みにくいうえに、理解しにくいためバックログを開いてそれを見直すという作業が続き、フラストレーションが溜まっていくという、ゲームを娯楽のためにプレイしているというのになにこの悪循環

見所である戦闘描写は状況が説明的すぎて、イマイチ燃えきれません…BGMやそこに至るまでの動機とかはよかったのですが、そういった箇所をもう少しなんとかして欲しかったです。
これはDiesや神神神にも言えることですが、一つ一つの描写が既知感満載で食傷気味になってきます。特に百鬼空亡はマジでいらなかった


ただ、捨てキャラがいなくて登場人物、勿論モブキャラの一人一人の過去がキチンと語られている点や結末に感動や感銘を受けることができた部分はとても好印象です
あと主人公ウザい奴じゃなくてよかったー。藤井蓮?とかいうの僕嫌いだったんで…

厨ニ臭い台詞回しやそれに適合しているBGMは本当によかった
なんならBGMだけ聞くためにゲームを起動しているまである


基本的に一本道で、晶と歩美と鈴子のnormalENDを見てからグランドENDに繋がる√が進むことができる




まとめ

このゲームの楽しみ方は、「体験版だけをプレイすること」だと思います