投げ方は悪い。身体は特別大きくなく、足腰もそれほど強くない。
チーム事情及び肩が強かった、
というだけで高校から始まった捕手というポディション。
野球において特に経験値が1番必要とされるポディションであり、
捕手の動きだけ取って見たら未だに上手くない(苦笑)。
野村ノート
等々(※)、野村監督や古田の本を読み漁ってなければ、
今プレーするレベルの場所では、捕手は出来てなかったでしょう。
自分が何とか生きているのは、多分「頭(捕手の)」を作ったから。
※
バッテリー・野球の本質を念頭に置いたうえでの配球、
打撃の形をタイプ別にわけ、得意・不得意を基にした攻め方、
投手の原点能力(簡単に言うとコントロール)の大切さ等々、
こと細かく所謂「野村の考え」をまとめたもの。
著書野村監督の本は、玄人・現役選手は勿論、
現プロ野球選手の実名を挙げ解説したりするので、
素人の方が見ても面白いと思います。
もう1冊。
落合博満/コーチング-言葉と信念の魔術
「俺流」とか言われますけど、非常に頭が柔らかく、
とても常識的で客観的、丁寧な文章を書きます。
これを読むと多分落合監督のイメージが全く変わると思いますし、
毎年優勝争いしてる監督であることが納得出来ると思います。
(ちなみに監督する前に書いた本で、読んだのは5年前くらいでした。)
「教えるのではなく、見てあげること」
「長所を伸ばす」「答えから導く式は無限にある」
「組織の中で自分をどう生かすか、生かされるべきか」等々、
スポーツにおいて組織を引っ張る立場に居ることが多かった私にとって、
非常に影響を受けた本でもあり、仕事等他の世界に通用することも多く、
また合理的で実践的であった点もとても共感した1冊でもありました。
しかし、今年1年で気付いた点。
捕手の目線やチームをまとめる立場に浸かり過ぎると、
エゴイストじゃなくなる!!
そしてそれは、1個人としてはマイナス。
上記を大事にした(し過ぎた)弊害は打撃面に現れ、
ここ数年の打撃について、いかに感覚でプレーしていたかが判明。
言うなればチーム優先。
その間自分のことについては中途半端な結果で満足してるもんだから、
ちゃんと向き合う時間を作ってなかった。
景気上向きな時に何も考えてない経営者が、
バブルがはじけて潰れたのと一緒。景気が傾いた時には既に遅し。
だから、スランプに陥った時立て直せない。
何が悪いかもわからない最悪な状況でした。
で、そこまで行くともう頭の問題じゃない。
と言うか、頭だけで考えるとドツボにはまるのがスランプというもの。
やるべきことは頭より体(練習)。
うちのチーム、基本的に平日の夜1日&土日は練習・試合・遠征、
それが毎週なんで社会人にしては活動してる方だと思いますが、
それ以外にも時間の多少はあるものの、ほぼフル稼働でバットを握りました。
「小・中学生のためのバッティング教室」とかそんな本も買ったり。
いや~、お勧め。これがまた、普通にいい本なんですよ(笑)。
結局、自分の利益無しには他人を幸せに出来ない。
ということ。
話はそれますが、
となると、ヤクルトの選手兼監督である古田は、
選手兼監督である限り、やはり成功するのは難しいと思う。
本当は古田が捕手をするのが1番勝てるはずで、
これまでは古田の利益(打つ・守る・選手としての結果)が
チームの利益(勝利)でしたし、それだけ価値がある選手。
でも、監督というのは、エゴイストでいられない真逆の立場。
自分を捨ててでも、チームを勝たせなきゃならない。
時には数年後のことを考え、自分が出なくても人を育てなきゃならない。
多分選手オンリーで現役を続けたかったのでしょうけど、
ファンや球団、後輩達の期待の方が大きかった。
順位もそうですけど、1人で相当苦しんでるんじゃないでしょうか。
色々経て、最近は、実は何の世界でも、
前提にエゴイストであることは必要なことなのではないかと。
そう思い始めてます。
そんなこんなでスランプから脱出。うん、多分(笑)。
そして我がチームはと言えば、
練習中に血を流す喧嘩が始まるほど熱い連中揃い。
1ヶ月前のほんとの話(笑)。
大丈夫、みんなまだまだ目は死んでない!
全国的にはまだまだだけど、
喧嘩するほど仲がいいのはほんとなのか、
チームとして成熟してきた気がしてます。
いや、まだまだだけど、結果が欲しい今日この頃。
応援してくれる人達にも、結果が欲しい今日この頃。
来週、エゴイストと化して、
日本リーグの初勝利目指して頑張ってきます!
追伸
最近読んだ漫画「リアル」にも、
エゴイストについて上手く書かれてました。
もう少し早く読んでおけば良かったです。
いやいやヒントはどこにでもある。
今日のおやすみSONG
月/桑田佳祐