妙法街道を歩く(桧曽原~妙法山) | 空と海・・・ときどき山のブログ

 和歌山県那智勝浦町の山の手、

色川地区の一番南の方になるのかな、

桧曽原(ひそはら)という所があって車で行くと袋小路、つまり行き止まりになる。

 実際、歩いていっても行き止まりであるが、

川を挟んだ対岸にある山を前回は反対側から越えて来たのである。

 

 普通は山越えなどしない。

だって今は便利な車があるから。

 

 桧曽原の行き止まり、川沿いに星帝(ほしみかど)神社というのがある。

 坂本顕一郎氏の『平維盛物語』によると安徳天皇を祀っているそうだ。

 安徳天皇や平維盛の足跡を辿っているような感じだが

実際は、坂本顕一郎氏の足跡を辿っているのだな。

 私も一度、お会いしました。

 

 細長い鉄柱が支えている白い看板に緑色の説明文・・・ これが坂本氏が

作成した看板だな。

 高野龍神スカイラインの途中でも見たことがある。

 桧曽原の手前は南平野であり平維盛五輪塔があるが

元々は的場家の人々が桧曽原に五輪塔を立てたと思われる。

 

 ブログなので大幅に、はしょっています。

 しばらく舗装道路を歩くと分岐点に差し掛かる。

 那智山方面と色川の小阪方面そして今、歩いてきた南平野。

 色川の小坂方面に少し歩くと写真のカーブがある。

 写真向かって左下ぐらいに妙法山の道標がある。

 これを金網が張ってある右上の方へ上っていく。

 

 

 少し上がると後方ぐらいに写真の場所がある。

 地主大神と釼大明神と彫られているようだ。

 最近は人が訪れた気配はない。

 

 2回ほど山道の三叉路があるが、真ん中の道を上り

距離を詰めて標高を稼ぐ。

 すると写真の場所、那智山スカイラインと合流する。

 妙法山はとなりの那智山より高い。

 

 ガードレールのすき間を抜けて自分が歩いてきた道を振り返る。

 真ん中にあるのが砂防ダムで、向かって右側を歩いてきた。

 最近までしていた工事は終わったのかな。

 

 妙法山前の三叉路と合流する。

 手前が色川、那智高原公園方面、右側が那智山方面、左上が女人高野 阿弥陀寺方面。

 

 駐車場から眺望を望む。

 手前に卍マーク、右下にダイアモンドゴルフ場、中央に那智ノ浜。

 

 最近、設置されたのであろう、石のベンチの左側奥に

世界遺産追加登録された『かけぬけ道』がある。

 中学校の遠足は町内下里からおそらく色川の坂足(さかたり)そして

かけぬけ道を歩いて那智山へ抜けた。

 帰りは熊野交通のバスで帰った。

 あのときのルートをもう一度歩きたいのだが

下里~坂足間のルートを完全に忘れてしまった。

『くやしいです』(ザブ加藤みたいに)

 

   アルバーノ君を復活させた。

 2019年2月20日(水) 片道 8,659歩

               距離 5,28km

            所要時間 2時間4分

 

私は送迎はないので・・・往復 18,586歩

                距離 11,33km