伊勢路 馬越峠 ② | 空と海・・・ときどき山のブログ

 

 今回の馬越峠は、初心者向けで

ウォーキングとしての難易度はそんなに高くないです。

 

 道の駅 海山(みやま)~JR尾鷲(おわせ)駅まで約5km

だそうです。

 

 私は地元の語り部の人とおしゃべりに夢中になって

いつもの計測はほとんどしていないです。

 

 以下は、案内板から転載。

 


夜泣き地蔵   『夜泣き地蔵尊』
  

  石積みの祠で、明治までは旅人の無事を

 祈る石地蔵があったといわれている。

 

  やがて地区の人々が子供の夜泣き

 封じを祈って「夜泣き地蔵」と呼ぶ

 ようになり、今も新しい哺乳瓶が

 供えられている。

 



馬越峠   ここは海山町と尾鷲市の境、

 馬越峠(標高325m)である。

 

  その開設は定かではないが

 

 この平地の所に馬越茶屋(間越茶屋)が

 あった。

 

  茶屋の主、世古平兵衛がこの峠に

 

 お祀りした岩船地蔵尊には

 

享保八年(1723年)の銘があり、開業年はさらに遡るという。

 

 

 茶屋をたたむ明治中頃まで多くの巡礼や旅人をもてなした。

 

 

 江戸時代の旅人の記録、道中日記に

 

「茶屋にてもちを売る。左の峰に天狗石とて大石あり」

 

「馬越坂 上下一里、道へ石を敷き候(そうろう)坂なり

 

上に茶屋あり。おわし町見える」

など、茶屋のことが記されている。

 

 茶屋跡から西国第一の難所といわれた

 

熊野古道 八鬼山(627m)がよく見える。

 


一里塚付近
 三重県尾鷲市は、三重県南部に位置する

 

温暖多雨地帯であり、年間降水量は3,000mmを越える。
 

尾鷲ひのきが有名です。

 

 次回も馬越峠です。

 

 

 

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