幼稚園受験体験記の後編です。
今日、はじめてお読みになる方はまず、前回までの記事をご覧くださいね。
以下が息子が受験した幼稚園です。
①園バスがあり、延長保育のあるA幼稚園
②娘の通う保育園の近くにあるB幼稚園
③祖父母の家から徒歩15分ほどのC幼稚園
④同じく祖父母の家から徒歩10分ほどのD幼稚園
今日は③の幼稚園の受験内容についてです。
①と②については、過去記事をご覧下さい。
③の試験は1日だけでした。
まず、男女5人一組になり、母親との「自由遊び」です。
お部屋の中には滑り台があり、そして積み木や絵を描いたり、
おもちゃで遊べるミニ児童館が設定。
そこに先生が5名くらいだったと思いますが、いらしていて
母と子どもの係わり合いを見ておりました。
時間にして15分くらいでしょうか・・・。
息子は、初めて見るこの部屋の滑り台に釘付け。
何度も何度も登っては滑り・・・の繰り返し。
「おかあさんも登って滑ろうよぉ~!」
でもね、その滑り台、子供用ですから・・・。
普段なら母も一緒に滑るのですが、さすがにここではちょっと・・・。
なぁ~んてやり取りをしながら、それでも楽しく15分あっという間に終了。
その後、別の部屋で今度は「塗り絵」。
木が書かれたモノクロの絵に好きなように色をつけたり、
好きな絵をつけたしたりするというものでした。
ここで言われたのが、「お母様は書かないでくださいね」
でもね、うちの息子はずーーーと
「おかあさん、一緒に塗ろうよぉ」(^^)
ここでも母、困り気味!
まあ息子、テストだと思っていないですから、仕方ないです。(^^;
その後、子供だけが部屋に呼ばれて「子供だけの集団遊び」
に「面接」それ以外にももう一つ「何か試験をやった」ようですが、
詳細は不明です。(^^;
最後に、終了シールが貼られた名札を頂いたので、試験内容が
「5つ」だということを後程、知った感じです。
子供だけの試験を受けている間、私たち(ほとんどが夫婦同席)
は待合室で2つの質問事項を記述するよう求められました。
内容は以下の通りです。
①子供の家庭での教育方針
②この1年で子供が経験した最も大きな出来事
①は主人が書き、②は私が書きました。
親の面接は結果的にありませんでしたので、この2つの内容は
親の考え方を知ることを目的としたものだったのでしょう。。
子どもだけのテストが30分~45分くらいあったでしょうか。
息子がニコニコして部屋からできてきました。
そして一言!「あぁ~面白かったぁ」
実はこの幼稚園が最後の受験学校だったのですが、
私も主人も直感的に
「あぁ、この子はこの幼稚園に合っているんだなぁ、
この子はこの幼稚園に決まりだなぁ」と思ったのです。
はい!
その数日後、この幼稚園から嬉しい「合格」の通知をいただきました。
最後の④は有名幼稚園です。
先に申しておきますと・・・結果的にはもちろん!不合格。(^^;
でも正直、万が一!!(そんなことは絶対ないと思ったけど)合格しても
行かせることはなかったでしょう。
だってね、やっぱり、③の試験の後の笑顔を見ちゃうと・・・ね。(^^)
さてさて・・・ここのテスト内容はとてもとてもすごかったです。
提出書類の多さもすごかったですが、テストの内容というよりも
試験のために先生方の準備にびっくり!そしてとっても圧倒されました。
試験は2日ですが、その期間がかなり日時があいていました。
大勢の方が受験していたことが一番のその理由だとは思います。
最初の試験は男女5人ずつの「母親との自由遊び」
このテストのために母親が準備せねばならないものが結構あり、
また服装の洋服選びから試験内容になっていたようです。
息子は男の子ですから、白のポロシャツに紺ベスト、紺の短パンと
いった、いたってシンプルな服装でしたが、女の子はいわゆる紺の
上下や紺色ワンピースといった服装ではなかったです。
もちろん、お母様も。
ですが、ジーンズの方はさすがにいらっしゃりませんでした。
未だにどんな服装がよかったのかは不明です。
この日、母は白のカッターシャツに紺のパンツを履いていきました。
自由遊びですからね、何があるかわからないのでね。(^^;
ただ、この服装がよかったのかわかりません・・・。
っで、問題のテスト部屋ですが、入るとそこには砂場あり、
遊具ありのミニ公園が再現されており、その他に工作コーナー、
絵本コーナー休憩コーナーありと、外遊び、室内遊びを選んで
できるようになっていました。
もちろん室内に作られていました。雨日も想定されてのことだと思います。
この「試験部屋」作った方々に「さすが!」と言いたい気分でした。(^^)
そこでの遊びの時間は30分~45分ほどでしょうか。
息子と私はずーーーーーと砂遊び。
正直、母はいろんな遊び道具を見たくて、見たくて・・・仕方なかった
のですが、息子が砂遊びにはまってしまい、仕方なくそれに付き合って
時間は終了!その間、数名の先生が息子に質問。
「何作っているの?」とか、そんな、たわいない質問です。
その日はそれで終了。
その後、郵送で「両親面接日」の連絡が入り、
主人と共に出かけて行きました。
面接の内容は事前に提出しておいた書類に書かれている内容に
ついてです。主人は職業について聞かれ、そして私はやはり
「仕事を持っていること」「大学院に通っていること」を指摘
されるように「これほど忙しくてお子さんとの時間が作れない
のではないですか?」と聞かれました。
もちろん、専業主婦の方に比べると子供との実質的に一緒に
いる時間は少ないけれど、一緒にいる時間を十分楽しめる
よう努力をしている旨を話しました。
ですが・・・
この質問をいただいた時点で「この幼稚園とは縁がない」
と思いました。前編に書いたように、②の園長先生から受けた
面接指導に準じた答えを言える自分ではなかったからです。
もちろん、主人もそのことは納得してくれていますし、私が仕事を
したり、学問をしたりすることを応援してくれています。
だから、結果的に「不合格」通知をもらったとき、ほっとしたのが
正直なところでした。
以上が我が家の息子のお受験体験です。
参考になると嬉しいです。
次回はこの経験を踏まえて、私が伝えたいことを明記します。
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