今回のお正月読本の1つ、
角田忠信さんの「日本人の脳」。
約2/3が、角田さんが行った
実験に関する実験方法や
その結果についての説明、
1/3が、その結果に対する考察という構成。
なので、
なかなか読み進めることが
難しい本なのですが、
これを読んで、
そういうことか…と思ったのは、
なぜ、日本人が
英語をマスターするのに
これほどまでに苦労するのか?
ということ。
言われてみれば、
確かに、日本語は
子音+母音の構成。
英語のように、
子音+子音のような続きはない。
更に、日本語の母音は、
例えば、「い」って言われたとき、
単なる音じゃなくて、
「胃」のように、
意味が付加されているときがある。
そのため、これは、
私の個人的意見だけれど、
日本語を理解する脳は
1つの音を聞いた時、
その中に、何らかの意味を察知する、
つまり、ノイズとしてスルーしない
察知センサーが付くのかな?
ということ。
また、この音に対して
言語脳側が優位に働くという反応は
英語を母国語とする人たちには
見られないということなので、
私的には、
多分、これが日本人が繊細と
言われる由縁の1つでは?
と思ったり。
つまり、
私たちの脳は言葉を聞きつつ、
その響きの中に、
なんらかのニュアンスを
受け取っているという…。
で、実は、この本を読み進めていくと、
もっと、面白い話が。
ただ、これを書くと、
かなり長くなるので、
今日は、この辺りで。
続きは、また明日。
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