午後三時の情景親知らずを抜いた日の午後リビングの照明を付けていなかったのでぼんやりした視界に窓の外のライムグリーンがゆらゆらでも僕の心を揺らすまでもなくただそこにあった妻は韓国ドラマを字幕で観てくれていて台詞で心があちこちに寄り道しなくて済むから助かる僕のぼんやりには歯科での麻酔がまだ少し貢献しているのかも知れない色んな偶然が重なってぼんやりの時間は指で掬った水飴のよう指を舐めるとなんの味もしなかった