午後五時の情景 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

窓の外では

枝葉が西日を分け合うように

やさしく揺れる


こんな時はコーヒーを淹れて

大好きな曲を大きな音で

聴きたいところだけど


夏休みで帰省した次男に

ソファを占領されているから


邪魔にならないような音量で

ピアノソロの曲をかける


そして

「コーヒー飲む?」なんて

声を掛ける


二人の時間は

別々に流れているけれど


同じ味と同じ香りが

体を流れていく



「午後五時半の情景」


そして君は

コーヒーを飲み干して

ピアノを弾き始めた