風の悪戯 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

何枚もの落ち葉が

まるで誰かが掻き集めたように

折り重なって佇んでいた


ラッキーと思った僕は

塵取りを地面に下ろし

箒で寄せようとした瞬間


風が小さな弧を描いて

素早く抜けて


落ち葉たちは

元あった場所に戻るように

散り散りに跳ねた


やってくれるじゃないか

この時の為に風は

落ち葉を集めていたのだろう


そう思うと可笑しくなって

笑いながら落ち葉を掃いた


誰にも見られていなくて

よかったと思う