雨粒 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

昨日の雨で

道も木も花も草も濡れていた


オリーブの葉には雨粒が

しがみついたまま


伸び過ぎた枝を

鋏でパチンと切れば

雨粒が一斉に跳ねる


鋏を持つ手の甲に跳ね移って

オリーブの葉と同じになった


枝を切るたび

僕は濡れていく

濡れた枝を切るのもいいものだ


不意に陽が差して

小鳥たちの騒ぎ声に

やっと気付いた