午後10時半の情景 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

夜道はもう

虫たちのもの


遠くで近くで足元で

どんなに高級なヘッドホンでも

この臨場感は出せない


背後から急ぎの足音

こんな時間でもトレーニングする人は

一定数いる


でも追い越して行ったのは

セーラー服の女子だった

しかもかなりの速さ


何かから逃げているのか

何かを追いかけているのか


名月に照らされて走る女子に

虫たちの声が届いていますように