明日の記憶 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

その人は

恋愛の始まりの縁に立っていた


その人の中ではもう

恋愛は始まっていて

物語は何話も進んでいる


なのに躊躇する気持ちが

どうしたらいいのかと言わせるけど

その言葉さえ楽しそうに喋ってる


期待を持たせるようなことは言わず

否定するようなことも言わず


話をいっぱい聞いて

相づちをいっぱい打つと


その人が発光し始めて

物語がどんどん進んでいく

本当はまだ何も始まっていないのに

明日はもう過ぎている


空は最初から

ずっと笑っていた