夏の日の残酷 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

友達と花火をしに行く次男に

長男が着ていく服をコーディネート


Tシャツを二枚見せて

好きな方を選びなよと


ちょっと待って

それはどっちも僕のじゃないか

しかも三十年前に買ったやつと

四十年前に買ったやつ


僕が着古したヨレヨレは

君らにはビンテージで

カッコいいらしい



そして選ばれたのは

四十年前のやつ


ヨレた親父が着ると

ヨレヨレヨレだろうけど

17才が着るとヨレカッコいい


残酷だな