午後一時の情景 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

フローリングの床に寝転がって

窓越しに空を見上げる


間にあるのは

レースのカーテンと

風にゆれる木の葉


床の堅さが

僕の重心を押し下げて

真っすぐにしてくれる


葉の動きはそれぞれ違っても

みんなつながっていて


みんな素直で

みんな正直者


こんな風に思うのは

隙間に見える空が青くて


深夜のバイトから帰った君が

ソファで熟睡してるから


僕はそっと静かに

身を横にして

この景色を心に

染み込ませていたんだ