その先にあるもの伸ばした枝のその先の太陽は信じられない位に遠いならば一本より二本三本より四本と増やしたのか長い時間をかけて信じられない位に増やした枝見上げてばかりいたからベンチに座る人に気付かなかったその人も驚いたように僕を見るその人は何に見とれていたのだろう憂いを纏ったような佇まいに幾つもの物語が浮かぶ家に帰れば次男が修学旅行の準備に忙しそうで僕はその様子に見とれながらあの枝と空を思い出していた