その先にあるもの | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。



伸ばした枝の

その先の太陽は

信じられない位に遠い


ならば一本より二本

三本より四本と増やしたのか


長い時間をかけて

信じられない位に増やした枝


見上げてばかりいたから

ベンチに座る人に気付かなかった

その人も驚いたように僕を見る


その人は何に見とれていたのだろう

憂いを纏ったような佇まいに

幾つもの物語が浮かぶ


家に帰れば次男が

修学旅行の準備に忙しそうで

僕はその様子に見とれながら

あの枝と空を思い出していた