鉛筆と消しゴム | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

久しぶりに

机に向かって鉛筆を持つ


そういえば中学生の頃

同級生の女の子に

「なんかおかしい」と笑われた


僕は左手に消しゴムを持って

右手に鉛筆を持って書いていた


普通は消しゴムは置いておいて

間違った時に鉛筆から消しゴムに

持ち替えるのだと言う


僕は左利きだけど小さい頃に

箸と鉛筆だけは右手で持つようにと

親に教えられた


だから消しゴムは左手で使うし

茶碗も左手で持つんだと言うと


「茶碗はみんなそう」

その子はケラケラと笑った